Academic Programs
体系的、統合的、実践的なカリキュラムのご紹介や、青山ビジネススクールの特色ある科目「青山アクション・ラーニング」等、授業内容を詳しくご紹介します。
TOP PAGE 〉 履修証明プログラム サステナビリティ・マネジメント講座
履修証明プログラム
サステナビリティ・マネジメント講座
1. 講座の目的

サステナビリティ、ESG、SDGs等に関するニュースを耳にしない日はありません。企業も、カーボンニュートラル、人権問題等への対応が、投資家や消費者からの要望により今まで以上に強く求められるようになりました。企業のサステナビリティへの対応が企業価値を高めるという研究も多く発表されています。
企業が取り組むべきサステナビリティとは何か、なぜサステナビリティに企業は取り組まなければならないかという本質的な議論を基に、昨今のサステナビリティに関する潮流、タクソノミー、ガイドライン、規制や規格等を理解しながら、サステナビリティを織り込んだ企業戦略や事業計画の立案の策定が可能なエキスパートおよびオフィサーの養成を目的としています。
2. 講義概要
本講座は、サステナビリティに対する理解を深め、サステナビリティに配慮した経営を行うための実務能力を高めることを念頭に置いて講義を行います。各分野の専門家に実務での適用事例などを交えながら、サステナビリティを自社にて応用するために、グループディスカッションをほぼ毎回行います。
また、経営に関する各分野(経営戦略、ファイナンス&会計、マーケティング、オペレーションズマネジメント、組織論)の専門知識を有する本研究科の専任教員も講義を行い、ケースメソッドを利用した議論のみならず、最近の学術研究の知見なども取り入れながら、科学的にサステナビリティを実践するための知識及びスキルを身に着けることができます。
サステナビリティに関する規制、ガイドライン、規格等は、時々刻々と変遷をし、新しいイニシアチブも次々と出てきています。そのような時代の潮流をご理解頂く事も念頭に置き、プログラムを構築しています。
したがって、サステナビリティへの対応を求められている部門にお勤めの方、将来サステナビリティオフィサーとしての活躍を希望している方、サステナビリティに対する理解を深め、企業の持続的な成長のために必要な経営戦略立案や新規事業開発を行いたい方に向けた実践的かつ学術的なプログラムとなっております。
本講座は、学校教育法に定められた「履修証明プログラム」として実施します。
3. カリキュラム
以下のプログラム詳細に示す授業を受講した上で、授業への貢献度、出席率、最終報告などの要件を満たした方に履修証明書が交付されます。
合計:48回(72時間)
ベーシック科目(全5回)
- イントロダクション
- 2つのアクティビズムの台頭とガバナンス改革
- SDGsゲーム
- キリスト教とサステナビリティ
コア科目(全20回、理論及びケースディスカッション)
- サステナブル・ファイナンス
- サステナブル・マーケティング
- サステナブル・ビジネスのケース討議
- サステナブル・ストラテジック・マネジメント
- サステナブル・オペレーションズ・マネジメント
- 人的資本マネジメント
アドバンスト科目(全17回)
- 人権
- サステナビリティ・ガバナンス
- 環境
- 役員報酬
- レジリエンス
- インベスター・リレーションズ
- 人的資本と企業価値
- ESG投資家
- 貧困問題
- サステナビリティ・マネジメントの海外動向
中間発表(全2回)
最終発表(全4回)
履修証明書授与式
合計:48回(72時間)
4. 授業実施方法
- 全ての授業は対面で行います。オンラインでの配信は行いません。
- 講義は全て日本語で行いますが、英語の教材が一部含まれます。
- 殆どの授業ではディスカッションを行いますので、出席だけではなく、積極的な発言 (授業参加) が求められます。
- 一部の授業では、ディスカッションにディスカッションパートナー(ファシリテーター)が参加します。
(詳細は募集要項をご覧下さい。)
5. 履修証明書
本講座は、文部科学省所管の学校教育法に定められた「履修証明プログラム」として実施します。全ての授業を受講し所定の要件を満たした方には、青山学院大学学長名で履修証明書が交付されます。履修証明書は、履歴書ならびにジョブ・カードに学歴として記載することができます。
6. 修了要件
以下の要件を全て満たすことにより履修証明書が交付されます。
- 中間発表及び最終発表を除く全42回の講義のうち、34回以上の講義に出席すること。
- 中間発表を行うこと。
- 最終発表を行い合格すること。
(詳細は募集要項をご覧下さい。)
7. 講座実施場所
青山学院大学青山キャンパス(一部近隣の貸会議室)
8. 開講期間
2023年9月17日(日)~2023年12月17日(日)
原則として上記期間中の日曜日に実施
9. 出願資格
出願の時点で企業等組織に勤務し、下記のいずれかに該当する者。
- 大学を卒業した者。
- 大学改革支援・学位授与機構から学士の学位を授与された者。
- 外国において、学校教育における16年の課程を修了した者。
- 外国の学校が行う通信教育を我が国において履修することにより当該国の16年の課程を修了した者。
- 日本において、外国の大学相当として指定した外国の学校の課程を修了した者。
- 外国の大学等において、修業年限が3年以上の課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された者。
- 文部科学大臣が指定した専修学校の専門課程を文部科学大臣が定める日以降に修了した者。
- 本研究科において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達した者。
10. 出願資格審査
「9. 出願資格」の8.により出願しようとする者は、出願書類を提出する前に出願資格認定のための審査を受ける必要があります。
(詳細は募集要項をご覧下さい。)
11. 出願書類
12. 審査料
無料
13. 出願期間
2023年6月15日(木)10:00から2023年7月18日(火)23:59まで
※締切日を過ぎたものは受理できませんのでご注意ください。
問い合わせ先
青山学院大学庶務部社会連携課:
agu-socialcoop@aoyamagakuin.jp
14. 出願書類提出方法
15. 審査方法
書類審査
(詳細は募集要項をご覧下さい。)
16. 合否発表
2023年7月26日(水)にEメールにて通知(予定)。
合格者には「合格時の案内」を送付しますので、案内に沿って定められた期間内に入学手続を完了してください。
17. 入学手続き方法
受講料の納入(クレジットカード決済または銀行振込)
60万円(一般の方)
50万円(本学学部卒業者、本学大学院修了者)
※消費税は課税されません。
証明書の原本の提出(郵送)
- 最終学歴の卒業証明書、または修了証明書
- 最終学歴の成績証明書
受講料の支払い方法および証明書(原本)の提出方法は、合格発表通知の際にお知らせします。
18. 定員および最少催行人数
定員:24名
最少催行人数:14名
合格者数が最少催行人数に満たない場合には、講座は開講されませんのでご了承ください。
その場合は、合否発表の際にお伝えいたします。
19. 留意事項
- 当履修証明プログラム出願者、受講者および修了者の個人情報は、出願者、受講者および修了者管理のため、当履修証明プログラム事務局の株式会社アイビー・シー・エスに提供いたしますのでご了承ください。
- 当履修証明プログラムと他大学・大学院、本学学部・大学院および他プログラムと併せて在学することはできません(二重学籍の禁止)。
- 合否に関する問い合わせには一切応じません。
20. 講師一覧(登壇順)
氏 名 | 役 職 |
北川 哲雄 | 青山学院大学 名誉教授 / 東京都立大学 特任教授 |
伊藤 晴祥 | 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授 |
福田 徹 | 株式会社インスプレース 代表取締役 / エバーコネクト株式会社 取締役 |
細田 髙道 | 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授 |
夫馬 賢治 | ニューラルCEO / 信州大学特任教授 |
岩田 宜子 | ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社 取締役会長 |
宮地 真紀子 | ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社 シニアマネージャー |
工藤 拓毅 | 一般財団法人日本エネルギー経済研究所 理事 電力・新エネルギーユニット 担任 |
高山 与志子 | ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社 副会長 / ボードルーム・レビュー・ジャパン株式会社 取締役 |
宮副 謙司 | 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授 |
井川 智洋 | フィデリティ投信株式会社 運用部 ヘッド・オブ・エンゲージメント兼ポートフォリオ・マネージャー |
島田 由紀 | 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 准教授 |
黒岩 健一郎 | 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授 |
中野 勉 | 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授 |
須田 敏子 | 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授 |
林 寿和 | Nippon Life Global Investors Europe Plc、Head of ESG |
前田 翔三 | JBCE(在欧日系ビジネス協議会) 事務局長 |
阿部 直彦 | ペイ・ガバナンス日本株式会社 代表取締役 |
野地 もも | ペイ・ガバナンス日本株式会社 コンサルタント |
高田 絵梨 | 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 広報・ファンドレイジング部 ディレクター |
松原 稔 | りそなアセットマネジメント 常務執行役員 責任投資部担当 |
境 睦 | 桜美林大学大学院国際学術研究科 教授 |
森本 麻衣子 | 青山学院大学法学部ヒューマンライツ学科 准教授 |