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イベントレポート

タイ・チェンマイ大学MBA学生のABS来訪【最終更新日: 2013/05/17】


タイ・チェンマイ大学タイ・チェンマイ大学(Chiang Mai University)ビジネススクールのMBA学生が、2013 年5月9日(木)にABSを訪問し、宮副謙司教授の特別授業「Retail Marketing and Customer Management in Japan」を受講しました。

今回の来訪は、MBA学生28名・教員4名、合計32名で、まず高橋研究科長のウェルカムスピーチがあり、その後宮副教授より日本の小売業のマーケティング戦略や最新動向について講義がありました。特に提供価値に基づくマーケティングモデルや新しいタイプの小売業などに関しての説明に学生から高い関心が寄せられました。

ABSと提携関係にあるタイ・チェンマイ大学ビジネススクールのメンバーの訪問を毎年受け、教員の特別講義や学生との交流などを活発に行っています。




タイ・チェンマイ大学MBA学生のABS来訪【最終更新日: 2013/03/15】


タイ・チェンマイ大学タイ・チェンマイ大学(Chiang Mai University)ビジネススクールのMBA学生33名・教員スタッフ4名が、2013 年2月20日(水)にABSを訪問しました。

まずABS高橋研究科長のウェルカムスピーチがあり、その後CMU学生(複数)が「Marketing Brand and Strategic Marketing in Japan」という演題で、日本企業を含む海外企業のマーケティング戦略についての分析のプレゼンテーションを行い、ABSマーケティング科目担当のMayhew教授がコメントするという、これまでにない新しい形式での授業が行われました。

ABSと提携関係にあるタイ・チェンマイ大学ビジネススクールのメンバーの訪問を毎年受け、教員の特別講義や学生との交流などを活発に行っています。



「マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)」活動報告【最終更新日: 2013/02/28】


前列右2人目よりビームス青野様、経済産業省クリエイティブ産業課外山様・小嶋様・佐藤様と、MPP2012 受講生と担当教員今期のMPPは、経済産業省商務政策局クリエイティブ産業課と連携し、同省が推進する「クール・ジャパン戦略」の一環としての「CREATIVE TOKYO」構想を支援する取り組みとして、「シブヤ地域活性化へ向けたマーケティング戦略」プランニングを進めてきました。

2013年1月26日(土)には、その最終段階として経済産業省の方々にABSにお越しいただき、通年で取り組んできた渋谷エリアマーケティング調査分析、活性化の全体戦略、3チームで構想した個別戦略、さらにそれらを統合して推進する戦略をプレゼンテーションしました。  

このプランニング内容は、「美と健康」「食」「アート・カルチャー」の3つのライフスタイル領域を軸にした活性化戦略案で、受講生たちが実際に行ったシブヤのフィールドマーケティングや、ビームス創造研究所クリエイティブディレクター青野様との数回にわたるディスカッション連携を経て仕上げられたものです。

本年度の産官学連携先の経済産業省、ビームスの皆様、ABSの研究・教育へのご協力誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。



「マーケティング・コミュニケーション」授業で『ボイス−ソーシャルの力で会社を変える』著者田中正道氏ゲスト講義【最終更新日: 2013/02/14】


2013年1月8日(火)「マーケティング・コミュニケーション」(松浦祥子教授担当)の授業では、『ボイス -ソーシャルの力で会社を変える』の著者であるBULB株式会社代表取締役社長田中正道氏をゲストスピーカーに招いて、「ソーシャル時代のマーケティング・コミュニケーションとソーシャル・リスニング」をテーマに、講義していただきました。

田中氏は青山ビジネススクールの修了生(2009年修了:MBA)でもあります。講義では、ソーシャルメディアの進展によってマーケティングとマーケティング・コミュニケーションはどのように変わりつつあるか?について、米国などの事例を紹介しながら解説していただきました。

<受講生による講義レポート> 
2011年フレックスコース入学 山口 平八郎


田中氏は、冒頭にインターネットの黎明期から現在に至るまでの市場の遷移を、検索エンジンなどの台頭による情報革命、次にソーシャルメディアの台頭によるソーシャル革命により説明し、それらの革命の融合の結果として「情報の非対称性の崩壊」が起き、現在は「真実のみが伝播する透明性の高い市場」になってきていると述べた。そして、そのような時代には、企業は、たとえ一時的には企業利益に反するとしても、“顧客にとっての最善”を追求することにより顧客から長期的な信頼を獲得することを目的とする「アドボカシー・マーケティング」が重要であると述べた。

次に、ソーシャルメディア時代のマーケティングとして「インフルエンサー・マーケティング」の重要性を説き、インフルエンサーのモチベーションをマズローの要求5段階説に対応させて説明。さらに、オンライン・コミュニティの構造をエンゲージメントの強さの度合いによって1対9対90のグループに分類して説明し、コミュニティを活用したインフルエンサー・プログラムについて米国企業の事例をもとに詳説した。

最後に、今後の方向性として、ソーシャル・リスニング(ソーシャルメディアによる傾聴)を通じて収集されたビッグデータの解析によって、カスタマーインサイトが得られるようになり、顧客の潜在ニーズの把握や購買行動の予測の精度が向上するだろう。その結果として、今後は顧客の顔が見えるソーシャルCRMが中心となり、それに対応できない企業は淘汰されていくだろうと述べた。

講義後の30分間のQ&Aセッションでは、「社内で最初に取りかかるエンゲージメントの具体的施策は何か?」「エンゲージメントのKPIとして何を設定すればよいのか?」「ソーシャル・リスニングの実稼働を含めた費用対効果は?」「企業がソーシャル・リスニングを導入することによる効果は、CSのみならず製品開発の分野でも得られるのか?その理由は?」など、活発な質問があげられ、田中氏は実務経験に基づく幅広い見識からそれらの質問に的確に回答し講義を終えた。

本講義を聴講しての所感であるが、情報のつながり、人のつながり、そのつながりの中にある技術やモチベーションへの理解、そしてそれらに対するマーケティング・コミュニケーションの方法論の探究と今後の潮流、などについて、「ソーシャル・リスニング」をキーワードに実務に役立つレベルで理解することができたことは、大変有意義であった。また、今回のゲストスピーカーである田中氏はABSの修了生ということで、ビジネススクールの成果をビジネスの現場で実践している姿を拝見できたことは、ABSでの修学に対するモチベーション向上につながり、大変有意義であった。


<田中正道氏 著書の紹介>
『ボイス ソーシャルの力で会社を変える』田中正道 著 日本経済新聞出版社 2012年

今、市場はソーシャル革命という新たなパラダイムシフトを迎えています。消費者行動は大きく変化し、消費者同士がこれまでにない繋がりを持ちました。企業がこのパラダイムシフトとどう向き合って進化していくべきなのかを、ソーシャル先進国である米国の事例等を交えてまとめました。顧客の声を基軸に組織間の壁を破壊し、企業のコアバリューに基づく正しい姿を取り戻してもらいたいという思いを込めた本です。(田中正道)     



「マーケティング・チャネル」:「オムニチャネルリテーリング」に関する授業内講演の開催
【最終更新日: 2013/01/15】


日本オラクルの大島様(前列左から2人目)を囲んで、科目担当の宮副教授と受講生たちマーケティング専門科目「マーケティング・チャネル」(宮副謙司教授担当)では、株式会社日本オラクルインダストリーソリューション本部リテール担当ディレクターの大島誠様に、ABSにお越しいただき(2012年12月14日(金))、「オムニチャネルリテーリング」というタイトルで、授業内講演をしていただきました。

流通業界で最新の重要テーマとなっている「オムニチャネル」に関して、その概念定義や米国を中心とした先進事例が数多く紹介されました。ネットとリアル店舗の関係やリアル店舗のあり方の提示があり、講演者と受講学生たちと間でディスカッションがありました。

受講生はスマートフォンの浸透と活用によって消費者の買い方に大きな変化が進んでいることの認識を新たにし、さらに将来に向けオムニチャネルリテーリングの可能性の構想を深めました。


2013年度入学へ向けたABSの博士課程入試説明会開催【最終更新日: 2013/01/11】

須田教授による博士課程の説明

ABSには、博士課程として企業等で専門的な研究課題に取り組む研究者を養成するDBA(Doctor of Business Administration)プログラムがあります。その2013年度入学希望者へ向けての博士課程入試説明会が2012年12月13日(木)にABSが移転した新校舎17号館で開催されました。

説明会では、博士課程教務主任の須田敏子教授から、DBAプログラムでの研究の意義や、プログラムの概要、研究の進め方など具体的な説明がありました。

今回は本年度2回目の開催でしたが、前回(9月)にも増して数多くの参加があり、「実践的研究志向」の社会人の方々から研究に関して熱心な質問が数多く寄せられました。


2013年度入学へ向けた第3回ABS入試説明会開催【最終更新日: 2013/01/11】


高橋研究科長による説明2013年度入学希望者へ向けての第3回入試説明会が2012年12月13日(木)にABSが移転した新校舎17号館の会場で開催されました。

説明会では、まず高橋文郎研究科長から「ビジネスを通じて自分の夢の実現を目指す、意欲ある学生を受け入れたい」とするABSのアドミッションポリシーや、「人生の喜びを感じられるビジネススクールを築きたい」とする教育方針が述べられ、ABSのカリキュラムの体系、特徴などが説明されました。

その後、須田敏子教授から授業内容の説明、MBA学生制作の動画によるキャンパスライフの紹介、在校生(フルタイムコース2年佐伯悠さん、フレックスコース2年山本翔大さん)から自らの体験からの学修アドバイスなどがあり、入学希望者にABSでの学修生活を具体的に思い描いてもらえるような熱のこもった説明会でした。

第4回目の入試説明会は、1月23日(水)に開催されます。(今後の入試説明会開催予定については、こちらをご覧ください)

モスクワ大学MBA学生のABS訪問(秋)【最終更新日: 2012/12/25】


メイフュー教授のマーケティング授業ABSと提携関係にあるロシアのモスクワ大学ビジネススクール学生が2012年11月2日(金)にABSを訪問され、マーケティングやマネジメントの授業を受講するとともに、青山学院大学学園祭などを楽しみにABS学生とも交流を深めました。

モスクワ大学 (Moscow State University) の「日本研究ツアー」に参加したのはExecutive MBA の学生14名、スタッフ3名の合計17名で、グレン・メイフュー教授の「マーケティング・イン・ジャパン (Marketing in Japan)」の講義を受け、中野勉教授の「グローバル・マネジメント (Global Management) 」の授業では、ABSとMSUの学生約40人で、国際文化比較に関するデータをもとに、グループ・ワークを含めたジョイント・セッションを行いました。キャンパス・ツアーでは、ABSの新校舎や学園祭でABS学生が自主参加している「ABSドーナツクラブ」のイベントにも立ち寄りました。

中野教授の授業でのグループディスカッション ABSドーナツクラブでお買い上げ


2012年度 第3回ABS「青山MBAフォーラム」(奥田知志氏の講演)開催報告【最終更新日: 2012/12/10】


MBAフォーラム会場 今年度の第3回目となる「青山MBAフォーラム」が11月24日(土)に17号館で開催されました。

今回のゲストは北九州市東八幡キリスト教会牧師で、北九州ホームレス支援機構理事長でおられる奥田知志氏で、「困窮者におけるソーシャルビジネスの取組み」というテーマで講演されました。会場にはABS在校生、修了生をはじめ、これからビジネススクールで学びたいと希望するビジネスマンなど130名ほどが参加され、盛会となりました。

講演では、奥田氏が北九州市で20年以上続けられているホームレス支援の活動を紹介しながら、NPOとは何か、ボランティアとは何か、そして、人間と社会とのかかわり合いについて、ご自身の深い考えを語られました。後半では、「伴走型支援」という概念を紹介し、これを実践した例として、「東日本大震災における産業復興支援および生活困窮者支援:相互多重型支援事業」について説明されました。これは復興支援と困窮者支援を同時に行おうとする極めて巧みなビジネスモデルです。単なる支援だけに終わらない、持続可能で自律的なソーシャルビジネスモデルとして、非常に興味深い事例を紹介されました。

ゲスト奥田知志氏の講演 ゲスト奥田知志氏の講演


2012年度 第2回ABS「青山MBAフォーラム」(魚谷雅彦氏の講演)開催報告【最終更新日: 2012/11/13】


ゲスト魚谷雅彦氏の講演今年度の第2回目となる「青山MBAフォーラム」が9月15日(土)にABSの新校舎17号館で開催されました。

今回のゲストは魚谷雅彦氏(株式会社ブランドヴィジョン代表取締役社長、日本コカ・コーラ株式会社前取締役会長)で、「こころを動かすマーケティング」というテーマで講演されました。

会場にはABS在校生・OBをはじめ、これからビジネススクールで学びたいと希望するビジネスマンなどこれまでのフォーラムにないほどの数多くの方が参加され盛会となりました。

MBAフォーラム会場講演では魚谷氏ご自身のビジネス・キャリアに沿って数々のエピソードを紹介され、グローバルに活躍するリーダーに求められる資質について語られました。そして、コカ・コーラをはじめとした企業の事例をもとに、今求められるマーケティングについて、ご自身の考えを示されました。魚谷氏の力強い語りは聴衆を惹きつけ、多くの示唆と活力を与えてくれました。

次回、第3回「青山MBAフォーラム」は11月24日(土)に開催いたします。
詳しい情報はこちら


モスクワ大学MBA学生のABS訪問【最終更新日: 2012/10/22】


メイフュー教授のマーケティング授業モスクワ大学ビジネススクール (Moscow State University) のMBA学生14名及び教員が7月28日(土)にABSを訪れ、中野勉教授及びGlenn Mayhew教授による英語での特別授業を受講しました。

午前中の中野教授による「Changes in the Japanese Management: An Overview and Issues」のセッションでは、日本のマネジメントの変化に関するインタラクティブな講義とディスカションの後、その具体例な日本企業のグローバル化への対応として、総合商社のロシアを含めた全社戦略とグローバル・リーダーシップについて、修了生による発表がありました。

また、東日本大震災後の復興における社会起業家によるソーシャル・ネットワークを使った取り組みについて、ABS在校生から発表が行われました。セッションでは、これらのケースについてロシアと日本のマネジメントの違いを理解するため、両校のMBA学生にABS修了生を交えたグループワークや積極的な討論が行われました。

そして、午後のメイフュー教授による「Marketing in Japan」のセッションでは、日本のマーケティングの現状と先端についての授業が行われました。日本の消費者の購買行動の特徴やそれを踏まえたメーカーのきめ細かい商品開発など日本企業のマーケティング戦略について、受講生の高い関心が寄せられていました。

ロシアを代表するモスクワ大学ビジネススクールは、ABSと提携関係にあり、学生の交流、教員の特別講義や授業などを活発に行っています。

ABSに来訪したモスクワ大学MBAのメンバー ABS学生とのグループワークでの交流


2012年度オープンカレッジ夏期講座『MBAエッセンス講座』報告【最終更新日: 2012/10/15】


2012年度オープンカレッジ夏期講座『MBAエッセンス講座』は盛況のうちに終了

2012年度「青学オープンカレッジ夏期講座」『MBAエッセンス講座ーマーケティングの最前線ー』は、8月22日(水)から9月13日(木)の間に4回にわたって盛況のうちに開催され終了しました。

当講座は、ビジネススクールのMBAコースに関心のある方々と将来ビジネススクールへの進学を検討している方々に、青山ビジネススクールの教授陣がMBAコースで行われている授業を紹介するとともに授業を体験していただくことを目的として、毎年定期的に開催している講座です。

今年度は、マーケティング分野の4名の先生方がそれぞれの専門分野のテーマについて講義しました。43名の受講生がABS教授陣の力のこもった講義を熱心に受講しました。

2012年度「青学オープンカレッジ夏期講座」『MBAエッセンス講座』講義スナップ
第1回(8月22日) 宮副謙司 教授 『地域活性化のマーケティング』 第2回(8月29日) 萩原雅之 非常勤講師(トランスコスモス・アナリティクス株式会社取締役副社長) 『次世代マーケティング・リサーチ 新しい消費者理解の技術を学ぶ』
第3回(9月5日) 前田 昇 元教授 『グローバル・マーケティング』 第4回(9月13日) 松浦祥子 教授 『ブランド活性化戦略』

2013年度開催の『MBAエッセンス講座』は、会計・ファイナンス分野の担当教員による『会計・ファイナンスの最前線』を予定しています。開催日程と具体的な講座概要は、決定次第告知いたします。

松浦祥子教授(大学公開講座委員)


第3回Diversity & Inclusion戦略研究会開催【最終更新日: 2012/9/24】


須田先生2012年9月13日(木)に青山ビジネススクール須田敏子教授が主催するDiversity & Inclusion戦略研究会の第3回会合が開催されました。

第1回、第2回は人材グローバル化をキーワードに伊藤忠商事、楽天という2社の企業事例が紹介されましたが、第3回目の今回は須田敏子教授が自身のDiversity & Inclusionに関するコンセプトを『アメリカ発Diversity & Inclusionから日本オリジナルのDiversity & Inclusionの確立へ』と題して、紹介されました。

高橋研究科長今回は、100人規模の大教室に移しての開催でしたが、Diversity & Inclusionに関心をもつ多くの企業関係者が参加し、盛況な会となりました。



2013年度入学へ向けた第2回ABS入試説明会開催 【最終更新日: 2012/9/21】


高橋研究科長2013年度入学希望者へ向けての第2回入試説明会が9月12日(水)にABSが移転した新校舎17号館の会場で開催されました。

説明会では、まず高橋文郎研究科長から「ビジネスを通じて自分の夢の実現を目指す、意欲ある学生を受け入れたい」とするABSのアドミッションポリシーや、「人生の喜びを感じられるビジネススクールを築きたい」とする教育方針が述べられ、ABSのカリキュラムの体系、特徴などが説明されました。

入試説明会
その後、須田敏子教授から授業内容の説明、MBA学生制作の動画によるキャンパスライフの紹介、在校生(フレックスタイムコース2年伊藤大輔さん・昇塚淑子さん)から自らの体験からの学修アドバイスなどがあり、入学希望者にABSでの学修生活を具体的に思い描いてもらえるような熱のこもった説明会でした。

第3回目の入試説明会は、12月13日(木)に開催されます。(12月13日は博士課程進学希望者への説明会も開催されます。今後の入試説明会開催予定については、こちらをご覧ください)





2013年度入学へ向けたABSの博士課程入試説明会開催 【最終更新日: 2012/9/18】


ABSには、博士課程として企業等で専門的な研究課題に取り組む研究者を養成するDBA(Doctor of Business Administration)プログラムがあります。その2013年度入学希望者へ向けての博士課程入試説明会が9月12日(水)にABSが移転した新校舎17号館で開催されました。

説明会は、ABS高橋文郎研究科長からのABS全体紹介のあと博士課程希望者のみ別会場に移動して開催され、博士課程教務主任の須田敏子教授から、DBAプログラムでの研究の意義や、プログラムの概要、研究の進め方など具体的な説明がありました。

会場の参加者は、働きながら研究して専門性を高めたいという「実践的研究志向」の社会人の方々で、研究に関して熱心な質問が数多く寄せられました。

博士課程向け入試は10月と来年2月に口述試験があり、入試説明会は12月13日(木)に開催されます。今後の入試説明会開催予定については、こちらをご覧ください)



2013年度入学へ向けた第1回ABS入試説明会開催 【最終更新日: 2012/8/27】


2013年度入学希望者へ向けての第1回入試説明会が7月25日(水)に開催されました。
説明会では、まず高橋文郎研究科長から「謙虚で人間性豊かなビジネスリーダー」「グローバルに活躍できるビジネスリーダー」の育成を目指すABSのミッション、教育方針、カリキュラムの体系などが説明されました。

その後、宮副謙司教授から授業内容の説明、MBA学生制作の動画によるキャンパスライフの紹介、在校生(フルタイムコース2年関本由紀子さん、フレックスタイムコース2年松永剛さん)から自らの体験からの学修アドバイスなどがあり、入学希望者にABSでの学修生活を具体的に思い描いてもらえるような熱のこもったオリエンテーションでした。

全体セッションの終了後も多くの参加者から個別の質問があり、MBAそしてABSに関する関心の高さが伺えました。第2回目の入試説明会は、9月12日(水)に開催されます。(9月12日は博士課程進学希望者への説明会も開催されます。今後の入試説明会開催予定については、こちらをご覧ください)



マネジメントゲーム合同発表会 【最終更新日: 2012/8/15】


2012年7月28日(土)午後に「マネジメントゲーム」第3回取締役会および三社合同発表会が行われました。

ABSのMBA学生三チームは4月から米国カーネギーメロン大学、ウクライナIMI、中国東北大学のMBAチームと腕時計の会社経営を競ってきました。経営最終年度(Year3)において、ABSの各チームは所属するWorld(5チームで競争)においてそれぞれ純利益1位となりその実力を証明しました。これは、寝食を忘れるほどマネジメントゲームに注力した学生たちの努力と彼らを叱咤激励して頂いた取締役の方々のご助力のたまものです。

三社合同発表会では、学生、取締役及びMBA1年生に対して各社の社長がこれまでの経営状況を報告するとともに、会社の発展のための中期計画のプレゼンテーションを行い、それぞれ聴衆から大きな拍手を頂きました。発表会終了後は懇親会を行い学生たちの労を労うとともに、厳しくも楽しかった4か月間を皆で振り返りました。

2012年度マネジメントゲーム履修生、取締役及び教員一同 Robert Maclay Limited (w2f4)
YK3 Chronograph Inc. (w3f4) TATSU-HEUER, INC. (w4f4)

2012年度第1回ABS「青山MBAフォーラム」開催報告 【最終更新日: 2012/8/13】


2012年度第1回目の「青山MBAフォーラム」が7月28日(土)青山キャンパス新校舎17号館で開催されました。ゲストの佐藤剛氏(元・日立化成工業株式会社副社長、米国南カリフォルニア大学MBA修了)が、「ハイブリッド経営構築のための5原則」というタイトルで講演されました。

経営は執行とガバナンスがコインの両面のような関係であるとの前提にたち、日米の違いを踏まえつつ、今後の経営のあり方について解説があり、豊富な実務経験を踏まえた多くの示唆が提供されました。

在校生・修了生、さらにこれからABS受験を予定しているビジネスマン等多くの参加があり、北川教授のコーディネートで議論が活発に行われました。佐藤氏のビジネススクールでの学習方法のご紹介も受講生の高い関心を呼んでいました。

ABSは9月に新校舎に引っ越しますが、それに先駆けてABS行事として一番乗り、新ABSのこけら落とし的な開催となりました。次回第2回目の「青山MBAフォーラム」は、9月15日(土)16:00から開催の予定です。

ゲスト佐藤剛氏の講演 留学生も含めた学生、社会人が熱心に聴講したMBAフォーラム

第6回ABS「青山ファーマサロン」開催報告(北川教授主宰) 【最終更新日: 2012/8/10】


ABS北川教授主宰の「青山ファーマサロン」、その第6回目が7月28日(土)青山キャンパス新校舎17号館で開催され、みずほ証券株式会社シニアアナリストの渡辺英克氏が「ヘルスケアビジネスの現状と展望」というタイトルで講演されました。

ABSは9月に新校舎に引っ越しますが、それに先駆けてABS行事として一番乗り、新ABSのこけら落とし的な開催です。在校生・修了生、業界関係者等から多くの参加があり、このマーケット、ビジネスの捉え方に関しての質疑や議論が活発に行われました。

ゲストの渡辺英克氏(写真右)と主宰の北川教授(写真中央) 青山新校舎の新しい教室で開催


青山学院大学給与奨学金および学業奨励賞授与式開催:ABSから6人が選出 【更新日: 2012/8/1】


記念の盾を授与された給付奨学金授与学生のみなさん (左から、伊藤大輔さん、中田勝浩さん、昇塚淑子さん、松永剛さん、寺町杏奈さん、杉浦竜太さん) 青山学院大学給付奨学金および学業奨励賞授与式が7月11日(水)にガウチャー記念礼拝堂にて執り行われました。本給付奨学金は青山学院大学成績優秀学生表彰制度に基づき、毎年成績優秀者に贈られるもので、本研究科からはフルタイムコース2年寺町杏奈さん・中田勝浩さん、フレックスコース2年伊藤大輔さん、昇塚淑子さん、杉浦竜太さん、松永剛さんの合計6名が選出されました。

授与式では大学学部生のみ選出される学業奨励賞が各学部の学部長から授与されたのに引き続き、大学院給付奨学金授与が行われ、仙波憲一学長によって給付奨学金の授与および記念の盾が贈られました。

青山学院大学大学院奨学生の認定を受けて
2011年フレックスコース入学 松永 剛

このたび青山学院大学大学院奨学生として、Full-Timeコースの寺町さん・中田さん、Flex-Timeコースの伊藤さん・昇塚さん・杉浦さんと一緒に認定をいただきました。

日頃ご指導頂いている先生方、同級生の仲間、そして勉強するために多くのサポートを頂いている職場の皆様、友人のおかげで頂けた認定だと感じています。

私は働きながら勉強するFlexコースに所属のため、ABSに入学する前は、学業と仕事の両立が可能かどうか、すごく不安でした。

特に受験勉強のイメージがあり、「勉強は一人でするもの」という意識が強くあったため、やり通せるかな?という気持ちもあり、入学前は期待とともに不安がありました。高橋研究科長のおっしゃる「明るく、楽しく、厳しいABS」の「厳しい」を誤解してびびっていたと言えるかもしれません。

しかしながら、ABSでの学校生活はモットーに偽りなく、厳しいだけで無く「明るく、楽しい」です。

比較的早い段階から社会人むけの大学院をしてきた伝統や、先生方や先輩方が築き上げてきた風土、さらに有志によるイベント、飲み会などの企画のおかげで、ABSは仲間と一緒に勉強している感覚がとっても強いと思います。もちろん一人一人の努力がベースにありますが、共に成長しようという気持ちを持っている仲間がいて、お互いに助け合いながら切磋琢磨できる風土がABSの誇りだと思います。

例えば、授業では時に厳しい課題が課されるときもありますが、一人ではなく、信頼関係のある仲間と一体となって知恵を出し合って課題解決していくのは本当に学びになりますし、だからこそ意欲が強くもてます。決して元々意思が強いとは言えない私が勉強を意欲を持って続けられたのだと思います。

このような素晴らしい場で学ぶことができ、奨学生として認定いただけたのも、先生方、同級生、職場等、皆様の支えがあってこそです。本当に感謝の気持ちで一杯です。


インターネットビジネスプロジェクト(IBP):企業訪問レポート 【最終更新日: 2012/7/31】


辻野社長(左より2人目)を囲んで6月24日(木)、インターネットビジネスプロジェクトの授業の一環として、アレックス株式会社を訪問した。アレックス社は日本の優れた資産をグローバルビジネスとしてプロデュースする企業であり、最近では日本の伝統工芸を中心に販売するオンライサイト「ALEXIOUS」を開設している。代表取締役兼CEOの辻野晃一郎氏はソニーに22年間勤務した後、グーグル日本法人代表取締役社長を歴任、2010年6月にアレックス株式会社を設立した。辻野氏が起業を志した理由は、「日本には優れた製品がたくさんあるが、埋もれたままになっており、その価値が世界に伝わっていない。これらを何とか世界に広めたい」という思いからだった。

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マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)活動報告:チーム別研究の報告 【最終更新日: 2012/7/31】


消費者研究チーム今期のMPP(宮副教授・松浦教授担当)は、「シブヤ活性化へ向けたマーケティング戦略」のプランニングに取組んでいます。6月30日(土)には、受講生14名が前期を通じて取り組んできた渋谷地区に関するエリアマーケティング研究をチーム別に発表し、その成果をシェアしました。

受講生たちは、消費者、都市機能、歴史のテーマ別に3チームに分かれて研究し、そのとりまとめを行いました。これまでのリサーチを通して渋谷が持っている地域資源や可能性を発見し(従来多くの人が持ってきた渋谷のイメージとは違う渋谷の実際の発見も含め)、今後、後期へかけての活性化戦略のプランニングにつないでいきます。

都市機能研究チーム 歴史研究チーム

マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)の活動報告:授業内講演の開催 【最終更新日: 2012/7/17】


前列左2人目から順に中村様・大島様(ヤマハ)、青野様(ビームス)を囲んで、MPP2012の受講学生たちと担当の松浦教授・宮副教授今期のMPP(宮副教授・松浦教授担当)は、「シブヤ活性化へ向けたマーケティング戦略」のプランニングに取組んでいます。

6月23日(土)には、ファッションセレクトショップの「ビームス」、音に関わる新たな価値提案を目指している「ヤマハ」の方々にABSにお越しいただき授業内講演をしていただきました。

ビームス創造研究所クリエイティブディレクターの青野様からは、渋谷の発展の歴史とそれに沿った同社の店舗展開から今後の戦略プランニングの発想法まで解説がありました。

ビームス青野様の授業内講演またヤマハ株式会社yamaha+(ヤマハプラス)推進室の中村様・大島様からは、同社の成長戦略やそれを担う新技術「インフォサウンド」や「ボーカロイド」の機能について教室での実演も含め紹介があり、消費者に向けた活用の可能性についてクラス討議が行われました。

MPPの活動としては、この講演以降、学生の渋谷エリア活性化に向けた戦略構想策定がスタートしていくことになります。今後のマーケティング・プランニングが期待されます。

ヤマハ大島様の授業内講演 ヤマハ中村様の授業内講演


「MBABEST21」改修テスト 【最終更新日: 2012/7/13】


本研究科が開発したビジネスゲーム用ソフトウェア「MBABEST21」の改修テストを6月21日金曜日に行いました。

主たる改修点は、従来英語表記のみだったメニューや財務諸表類の日本語表示、損益計算書の費用項目の見直しです。

テスト当日は、本プロジェクトを担当する岩井教授、森田准教授、粕谷助手、西村講師、総合文化政策学部の堀内教授に加えて、MBA Full Time2年生の有志がテスターとして参加してくれました。



「ビジネスデータ分析」特別講義 【最終更新日: 2012/7/12】


6月14日(木)に、日本アイ・ビー・エム株式会社インフォメーション・アジェンダ事業部の津田高治さんをお招きして、特別講義をしていただきました。

テーマは「ビッグーデータとデータマイニング/テキストマイニングがビジネスでどのように研究・実用化されているか」です。

最新の事例を中心に分かりやすい説明を頂き、後半は学生たちと活発に質疑応答が行われました。



マネジメントゲーム 2012年度 第1回取締役会開催 【最終更新日: 2012/7/5】


「マネジメントゲーム」科目 担当:岩井千明教授

Robert Maclay Limited (w2f4) 2012年6月9日土曜日午後に「マネジメントゲーム」第1回取締役会が行われました。

このプログラムは、アメリカ、メキシコ、ドイツ、イギリス、中国、日本を対象に二種類の腕時計を製造・販売する会社を仮想的に3年間経営するものです。学生は過去15年間の経営データを分析し、英語でストラテジックプランやマーケティングプランを策定します。ABSの3チームは、それぞれ米国カーネギーメロン大学、ウクライナIMI、中国東北大学のビジネススクールのMBA学生チームと競争しながら経営を行っています。

マネジメントゲーム 2012年度 第1回取締役会開催の詳細はこちら


マーケティング体験的学習プロジェクト演習「(MPP)」の活動報告:授業内講演の開催 【最終更新日: 2012/06/22】


高木様の授業内講演今期のMPP(宮副教授・松浦教授担当)は、経済産業省商務政策局クリエイティブ産業課が推進する「CREATIVE TOKYO構想」と連携したプロジェクトとして、「シブヤ活性化へ向けたマーケティング戦略」のプランニングに取組んでいます。
6月2日(土)には、「CREATIVE TOKYO構想」を担当されている同省の高木美香様にABSにお越しいただき授業内講演をしていただきました。


高木様(前列右から2人目)と同省小嶋昭弘様(前列左から2人目)を囲んで、MPP2012の受講学生と担当の宮副教授、松浦教授高木様からは、「CREATIVE TOKYO構想」取組みの趣旨、推進の現状について具体的な事例も織り交ぜて説明がありました。また地域活性化へ向けた全国での取組み事例も紹介があり、さらに渋谷地区活性化ヘ向けた戦略プランニングに関して、ディスカッションも行われました。

この講演を通じ、学生にとって、当プロジェクトが産官学連携のプロジェクトであることが実感でき、学生のプロジェクト参画の意識付けが一層高まりました。




「地域活性化のマーケティング」授業内講演の報告 【最終更新日: 2012/06/21】


内海里香氏による授業内講演マーケティング専門科目「地域活性化のマーケティング」(宮副教授担当)では、地域活性化のあるべき姿の議論や様々な事例分析を通じ、それを実践するマーケティング・コーディネーション能力の育成に取り組んでいます。5月はそのテーマで研究者、実務者、コンサルタントといった3つの立場から3週にわたり授業内講演をしていただきました。
 
5月15日(火)は、内海里香氏(文化ファッション大学院大学講師)から「地方銘菓企業の街づくり型地域活性化」というタイトルで、各地の地方銘菓企業が地域資源を活用しながら商品開発と文化・観光型店舗による「地域ブランド」化に取り組んでいる事例が紹介されました。

今福雅人氏による授業内講演5月29日(火)は、今福雅人氏(株式会社フォーバル コンサルタント)は「地域活性化と農業ビジネス」というテーマで、新しい視点での農業ビジネスの捉え方の提示や、その取組みの実際例が紹介され、その成功条件などについてクラスディスカッションが行われました。

受講生は、従来にない着眼点で菓子ビジネス、農業ビジネスを捉えることを学ぶとともに、それらの地域活性化取組みの実際を知ることができ、研究に大変参考になりました。(5月22日三越伊勢丹、大西社長・前野執行役員の授業内講演に関しては既に報告しました。)


「ビジネス・プランニング」(長谷川特任教授、石井非常勤講師担当)授業内講演レポート 【最終更新日: 2012/06/18】


「ビジネス・プランニング」の授業では5月19日(土)に、株式会社モルフォ代表取締役社長である平賀督基氏が「テクノロジーベンチャーの作り方」というタイトルでゲスト講演されました。以下、受講生の中田勝浩さん(2011年入学フルタイムコース)にその感想をまとめていただきました。

ニーズとシーズの探究者 株式会社モルフォ 平賀督基代表取締役社長の講演から感じたビジネスプランの根幹を成すもの
2011年フルタイムコース入学 中田 勝浩


株式会社モルフォと言えば、同学年でFlexのSさんが勤めており、私の前知識では、普段使っている携帯電話やスマートフォンやタブレットなどに機能を提供するソフトウェアベンダーという感じでした。 今回、平賀社長の講演を聴けるということで、実際にそれらの機能がどんな製品でどのように活かされているのか、どのような文化の下でいかにして生まれたのか、大変興味深く聴くことのできる機会となりました。

平賀社長の第一印象は、腰が低く落ち着いていておだやかなお兄さんという印象でした。 しかし、実際に講演が始まるとそのしゃべりたるや熱く、楽しく、ストレートな話し振りで、事業についてわかりやすく説明していただき、先生方を巻き込んでの質疑応答となり、最後の最後まで本当に受講生のためになる素晴らしい講演となりました。

株式会社モルフォでは、事業としてイメージングテクノロジー(画像処理技術)に特化したソフトウェアのライセンス提供をおこなっています。私が想像していた携帯端末だけではなく、デジタルカメラ市場や画像関連のサービス市場なども事業領域としており、日本の市場だけに留まらず海外の企業ともライセンス提供の取引をしています。講演では、実際にその開発された技術のいくつかを講演内で紹介していただきました。国内のライセンス提供数が3億を超え、奇遇にもライセンス提供されたメーカーの製品を自分が使っていることを知り、想像以上に私たちの生活の当たり前を作っていると大いに実感しました。また、このように講演で紹介された技術は確かに他社とは一線を画すもので、その技術の保護や活用のために知的財産権に関する戦略にも相当に気を使っていることをうかがい知ることが出来ました。

創業に至る道のりでは、平賀社長が高校時代に企業パビリオンでの映像作品を観覧した時の猛烈な“感動”が原点にあることをお話しいただきました。ビジネスプランニングをしていく上では、自分の中の体験や問題意識が非常に重要であると常々叩き込まれているため、講演中の平賀社長から伝わってくるビジネスの根っこにある魂は本物だと感じました。

ビジネスがビジネスたるにはニーズとシーズのどちらも欠けては成り立たないのですが、ことシーズ思考に偏りがちな技術屋集団であっても平賀社長はニーズとシーズのバランスに相当こだわっています。具体的には、市場の規模や市場投入のタイミングなども常に意識されています。「子どもにもおばあちゃんにも使えるのか」という言葉通り、どんなに優れた技術であっても誰にも使われなければ意味がないということを現場のお話を通して受講生一同、改めて胸に刻むことができました。

最後に、私が一番印象を受けた言葉は『無知は武器になる』という言葉でした。私自身が就業経験もほとんど無く、Flexの強烈で多様なバックボーンを持った方々に負い目を持っていたのですが、常識が無いからこそ自由な発想で当たり前をぶち壊せると聞き、まさに目から鱗でした。もちろん、“無知”がそのまま武器になるわけでないので、ほどほどの知識とたくさんの行動でPDCAを繰り返していくことの苦労と大切さも説いていただきました。私にとっては、ビジネスプランニングを“無恥”で終わらず、“無知”を活かす機会にしようと心に熱く火が灯る、大変々々励みになる良き講演でありました。


「ブランド戦略」(松浦教授)活動報告:ゲストスピーカー講義レポート 【最終更新日: 2012/06/12】


2011年フレックスコース入学 前川 生民

「ブランド戦略」の授業の醍醐味は、担当の松浦教授のネットワークを通じて招かれた業界第一人者のゲストスピーカーの方から、実務経験に基づいた最先端のお話を伺える点にあります。

5月8日(火)の「ブランド戦略」の講義は、ゲストスピーカーにランドーアソシエイツ(Landor Associates)東京オフィスのシニア・マーケティング・ディレクター滝本孝一氏を迎えて、ブランドのロゴ、シンボルなどのビジュアル・アイデンティティの開発について学ぶ機会をいただきました。

ランドーアソシエイツは、米国サンフランシスコを発祥とする、ブランド構築のための戦略とクリエイティブ開発をトータルで提案する世界最大級のブランディング&デザインの専門会社。滝本氏は、ランドーアソシエイツで80社を超える有力企業のブランディングの実績を持つ国内屈指のブランディング・プロデューサーです。

講義は、ブランド戦略におけるビジュアル・アイデンティティ(VI)の重要性と位置づけ、VI開発のプロセス、VI開発事例の紹介、という内容で、滝本氏ご自身が関わられた日本のブランドの最新の事例を交えて、ビジュアル・アイデンティティの大切さをご教授いただきました。

滝本氏によると、私たちが受け取っているさまざまな情報のうちの80%は視覚を経由しており、それ故にビジュアル・アイデンティティはブランディングにおいて重要な役割を担うものと位置づけられます。

この講義の中で、印象に残った点が2つあります。1つ目は、ビジュアル・アイデンティティが単なる印象的なデザインの開発ではなく、その企業(もしくは製品)のブランドの世界観を表すシンボルであるという点。そして2つ目は、ビジュアル・アイデンティティは、消費者に接する可能性のある全ての機会において一貫していなければ意味が無いと言う点です。

会社は組織が大きくなれば大きくなるほど、効率化の為に業務プロセスを分断する傾向にあるが、各プロセスで顧客と接するブランド・コンタクトポイントにおいて発信されるアイデンティティに一貫性がないと、ブランドの価値は伝わり難くなります。私自身、「無形(インタンジブル)」の目に見えない商品を扱うサービス業のマーケティング・コミュニケーション部門に所属しており、業務において自社のブランドイメージの普及、浸透に注力してきたが、ブランド・アイデンティティの定義やサービスのプロセス全体における一貫性には、まだまだ改善点が多いことに気づかされました。今回の講義を受けて、自社の世界観やアイデンティティの社内外への浸透を改めて検討したいと考えています。


「地域活性化のマーケティング」授業内講演の報告 【最終更新日: 2012/06/11】


大西社長(写真前列中央)、前野執行役員(前列右側)を囲んで、ABS宮副教授・受講生、三越伊勢丹関係者など参加者今期新規開講のマーケティング専門科目「地域活性化のマーケティング」(宮副教授担当)では、新しい時代の生活の豊かさを具現化する地域活性化のあるべき姿の議論や、様々な事例分析を通じ、それを実践するマーケティング・コーディネーション能力の育成に取り組んでいます。

5月22日(火)には、三越伊勢丹の大西社長、営業本部MD統括部MD戦略部長の前野執行役員にABSにお越しいただき、「三越伊勢丹ジャパン・センスィズ」というタイトルで、授業内講演をしていただきました。

大西社長、前野執行役員の講演とクラスディスカッション同社の「ジャパン・センスィズ」は、百貨店が地域産地の貴重な素材・伝統技術を見出し、新しい現代的な意味づけを行い、川上までさかのぼって商品を企画したり、仕入れて売場編集を行い消費者に紹介・販売していく活動で2011年から取り組まれています。

授業では、大西社長から百貨店業界の現状や百貨店のあるべき機能、三越伊勢丹の戦略、さらにこの取組の主旨のお話があり、さらに前野執行役員から具体的な活動内容とその成果が紹介されました。受講生は、百貨店業界のリーディング企業の経営層との直接的なコミュニケーションの機会を得て、いつもに増して活発なディスカッションを行ない、大変充実した授業となりました。


マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)活動報告:授業内講演の開催 【最終更新日: 2012/06/04】


高野様(前列中央)を囲んで、MPP2012の受講学生たちと担当の松浦教授、宮副教授今期のMPP(宮副教授・松浦教授が担当)は「シブヤ活性化へ向けたマーケティング戦略」をテーマに取組んでいますが、5月19日(土)には、株式会社パルコ「ACROSS」編集長の高野公三子様にABSにお越しいただき、『「ストリートファッション・マーケティング」という視点』というタイトルで授業内講演をしていただきました。

最新の商業施設や注目のエリアなどの紹介やそれらをマーケティングする際の視点なども具体的に解説されました。同社は渋谷地区を中心に街頭で若者層のファッションスタイルについての定点観測を1980年8月から継続して行っており、そのデータ蓄積から分析できる渋谷地区の若者層のスタイルの変化や街の変化についてレクチャーがありました。

また後半では、具体的なフィールドマーケティング調査手法について解説があり、今進めている学生グループ別でのエリアマーケティングの進め方に大変参考になり、学生の研究活動がより促進されていくものと期待されます。



「新事業とベンチャー」(長谷川特任教授担当)授業内講演レポート 【最終更新日: 2012/05/31】


「新事業とベンチャー」の授業では5月9日(水)に、株式会社セプテーニ・ホールディングス七村守会長が新規事業の成功の秘訣というタイトルでゲスト講演されました。以下、受講生の服部幸子さん(2012年入学フレックスコース)にその感想をまとめていただきました。

誰もが主役の人生という舞台をつくる演出家
株式会社セプテー二・ホールディングス 七村守 代表取締役会長の講演から会社の在り方を考える
2012年フレックスコース入学 服部 幸子

「100人の商人(グループ内企業家・経営者)」の誕生を目指し、すでに多くの社内新事業の立ち上げ実績をもつ人材育成をカタチにしているセプテーニグループは、まさに、社是『ひねらんかい』が生む風土力を持っているベンチャー企業。この風土力があってこそ、誕生や消滅が目まぐるしいインターネット業界の変化を掴み、新規事業への組織決断をし、折れずに実行し続けつづけることができるのではないだろうか?

7人のメンバーでスタートしたことが社名の由来となっている「セプテーニ」(Septeniとは、ラテン語で7つずつの意味)の七村会長に、短く強く印象に残る言葉で、ご自身の原体験、起業までの経緯、失敗からの学び、そして“ちょっと息抜き”として「カルチャー」について、関西弁を交えながらお話いただきました。実は、このちょっと息抜きに、会長の経営者の在り方(哲学)が見え隠れし、笑いと共に心が揺さぶられ感動しました。

カルチャーとは手に取って見えるモノではないが、人と人との間に確かに在り、それが人の集まり、つまり会社組織の個性や生き方をつくっていると感じました。
そして、「自分はどんなカルチャーをつくりたいのか?」そして「どうつくるのか?」を問う時間となりました。



七村会長のキーワードは3つ。

一、変化
一、逆境
一、これから

決断するとき、そのはざまを決めるのは「変化できるか?」ということ。そして、そこにはその決断を実行するという自分自身との約束があり、つまりは、その決断のリスクをとることに責任を持つことなのだと感じました。また、決断とは同時に手放すことでもあり、「やめると決めたことに間違いは無い」と言い切る七村会長から、撤退することの勇気を学びました。

七村会長には正直さと素直さがあります。倒産の危機のときその事実を事実としてオープンに社員に伝え、また、売るものがないとき「何に困っていますか?」と顧客に訊く勇気。「逆境」にぶつかってともに学ぶ。その折れない心は、自分が決めたことを実行し続けるあきらめないという信頼にあると感じました。

「今の仕事を100%していたら新しいことはできない!」と七村会長は言います。100人の商人を目指す1つの仕組みでもある「ひねらん課」(新規事業開発部署)は、新規の事業計画設計に集中する自由と事業を立ち上げる責任を自らで選択し、人生の主人公になるステージ。何を興すのかわからない「これから」の社員の成長の可能性にかけ、そこから社会環境へ価値を創り出すには、自らが変化しているから成せるのではないだろうか?

七村会長は言います。「失敗から経営哲学を学んだ」と。

そして、最後に頂いた言葉を振り返る時、その哲学は、七村会長とともにその失敗を共有した社員や顧客、そして家族がいて、その間にカタチとなっているのではないかと思うのです。カルチャーとは、哲学の実現ということではないだろうか?

七村会長から頂いた最後の言葉は、「経営をして学んだことは、本心から幸せにする対象者を広げていけたこと。それが、自然に身についていく」

経営とは、自分と自分の周りの大切な人、そしてそのまた大切な人を幸せにできることである。ときに、全力で自分のすべてを仕事に集中することに、言い訳のできない未来の結果への恐怖や自分の大切な人を犠牲にするかもしれない罪悪感を感じ、動けなくなる自分がいます。が、経営とは、もっと広く豊かであり、その恐怖や罪悪感を超えて、いや、大切な人と共に迷いや苦しみを共有して余りあるその先の誰のためでもない自分の人生をつくる喜びや笑顔に出会うことができるのだと感じ、思わず手をぐっと握りしめました。

これは、目で読むのではなく、七村会長の言葉を耳で聞き、厳しい表情を見、時に七村会長自身の内側を探りながら当時の迷いや恐怖、決断の勇気の思いに触れる体感があってこそ感じることができたことです。七村会長と自分の間に新たなカルチャーの芽が出てきたのかもしれません。「この芽がどう育つのか?どう育てるのか?」は、ここで共に学ぶ仲間や家族、そして自分自身の環境の中で、日々小さくとも一つひとつ自分自身の決断をもって積み重ねていきたいと思います。


タイ・チェンマイ大学MBA学生のABS来訪 【最終更新日: 2012/05/29】


タイ・チェンマイ大学(Chiang Mai University)ビジネススクールのMBA学生が、2012 年5月9日(水)にABSを訪問し、宮副謙司教授の特別授業「Retail Marketing and Customer Management in Japan」を受講しました。

今回の来訪は、今年3月に続いてのツアーで、MBA学生29名・教職員8名、合計37名が来訪しました。

まず高橋研究科長のウェルカムスピーチがあり、その後3月同様に宮副教授より日本の流通・小売業の構造と最新動向について講義がありました。特に長く続く厳しい経済状況や、外資小売業の市場参入など競争激化の中でも日本の小売業がなぜ強さを発揮するかや、消費者ニーズをいかにくみ取り対応するかというマーケティングの実践などに関しての説明に学生から高い関心が寄せられました。

またユニクロ(ファーストリテイリング)、伊勢丹(三越伊勢丹)、セブン-イレブン、無印良品(良品計画)など日本の小売業も数多くタイに進出し、知名度の高い企業も多く、グローバルで共通な話題も多く学生のディスカッションも活発に行われました。

チェンマイ大学MBA学生と宮副教授(写真中央) 宮副教授の授業を受講するチェンマイ大学MBA学生


マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)活動報告:授業内講演の開催 【最終更新日: 2012/05/28】


今期のMPP(宮副教授・松浦教授が担当)は「シブヤ活性化へ向けたマーケティング戦略」をテーマに取組んでいますが、5月12日(土)には、東京急行電鉄株式会社都市生活創造本部 渋谷開発事業部の松木健治様にABSにお越しいただき、「渋谷の現状と今後について」というタイトルで、授業内講演をしていただきました。

同社のエリアマーケティングデータから見た渋谷地区の消費者や都市機能の特徴や、渋谷の発展の歴史や将来像、さらに今年4月に開業した「渋谷ヒカリエ」のプロジェクト概要などのレクチャーがあり、受講生たちとのディスカッションも行われました。

さらにその後、MPP受講生は揃って「渋谷ヒカリエ」に移動し、松木様から館内施設のコンセプトや現状について解説頂き、視察を行いました。この日の活動は、渋谷地区のフィールドマーケティングの実質的なスタートともなり、大変多彩で充実したものとなりました。

東京急行電鉄の松木様からのレクチャー(ABSの教室にて) 松木様(写真左側)の案内で「渋谷ヒカリエ」館内施設を視察するABS松浦教授(前列左より2番目)とMPP2012の受講学生たち


マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)活動報告:授業内講演の開催 【最終更新日: 2012/05/25】


ブランド総合研究所の田中様(前列中央)を囲んで、科目担当の松浦教授、宮副教授と受講生たち 今期のMPPは「シブヤ活性化へ向けたマーケティング戦略」をテーマに取組みを開始しました。4月28日(土)には、株式会社ブランド総合研究所代表取締役社長の田中章雄様にABSにお越しいただき、「地域ブランド調査から見た渋谷区の特性」というタイトルで、授業内講演をしていただきました。

同社のデータベースを活用し様々な指標から、消費者から見た渋谷区の特徴を読む視点のレクチャーがあった後、受講生たちがグループに分かれて実際にデータを分析し、戦略立案への着眼点をディスカッションしました。これを通じて受講生のプロジェクト演習への意思付けが一層高まりました。


マーケティング演習「青山系企業のマーケティング戦略」(宮副教授)活動報告 【最終更新日: 2012/05/18】


ABS宮副教授のマーケティング演習は、「青山系企業のマーケティング戦略」が本年度のテーマで、経済産業省「CREATIVE TOKYO」構想に連携した研究活動となっています。

新学期にあたり研究手法の受講、各自の研究対象企業の検討をしたうえで、4月27日(金)には研究対象企業の現地調査へ出向きました。スパイラル、紀ノ国屋、ナチュラルハウス、青山フラワーマーケットなどを受講者全員で視察し事例研究を開始しました。受講生それぞれの発見を皆でシェアでき、ディスカッションが深まりました。

今後、上記以外の対象企業であるホンダ(HONDA)、エイベックス(avex)、日本オラクル(Oracle)などを研究していく予定です。

演習の受講生メンバー 経済産業省「CREATIVE TOKYO」構想のロゴマーク


2012年度新入生オリエンテーション開催 【最終更新日: 2012/04/27】


毎年恒例のABS新入生オリエンテーションが今年も4月7日(土)・8日(日)の2日間にわたり、大磯プリンスホテルで開催された。ABS新入生オリエンテーションは、新入生が参加するビジネスゲームや教員による授業オリエンテーションなど多彩な内容だが、大きな特色のひとつは2年生が幹事としてオリエンテーション全体の運営に参画することである。2012年度の2年生幹事団の1人である吉村将成さんに新入生オリエンテーションに参加しての感想をご寄稿いただいた。

新入生・2年生幹事団と教授陣の一体感で盛り上がった2日間 新入生全員でビジネスゲームに挑戦

2011年フレックスコース入学 吉村 将成

 ABS恒例「大磯フレッシュマンキャンプ!」これは新1年生が集結し充実した学生生活を送るためのオリエンテーションです。我々2年生幹事団もサポートのため12名が参加しました。

現地入りしたらまずホテルの窓から雄大な海を眺めカップにコーヒーを注ぎ・・・なんていう時間があるわけもなく、ABSの特色ある科目「体験型学習プロジェクト演習」にもなっている「マネジメントゲーム」を体験。新入生達はいきなりビジネススクールの洗礼を浴びました。このゲームはタブレット端末を販売する仮想の会社を運営し、市場や競合の動向を読みながら生産量・マーケティング費・研究開発投資等を決定し利潤最大化を目指す4人1組のチーム対抗戦で、見ず知らずのメンバーとチームを組みつつも、トップを取るためにメンバーそれぞれの専門性やリーダーシップを発揮することが求められ、これを通じて仲間づくりが一気に促進されました。私自身も昨年体験し、ビジネススクールの学生生活に向けたマインドセットができたことを覚えています。

そしてABSでの記念すべき第1日目の夜は、教授陣を交えての歓迎会。我々2年生も代々受け継がれてきたABS特製「はっぴ」に着替え、会を盛り上げました。今後2年間を共に過ごすことになる仲間達や教授陣と懇親を深めました。

2年生幹事団と中里教授(前列中央)新入生オリエンテーションは教授陣と在校生のコラボレーションで運営2日目はABSの教育方針や教授陣による講義内容の説明、2年生からの学習方法や学生生活へのアドバイスなどが開催されました。新入生は、改めてキャリアプランを練り、さらに翌週から始まる授業の科目選択や大学院生活に向けた疑問を解消していったようでした。そして最後に皆で記念撮影を行い2日間の全日程が終了しました。

新1年生の皆さん、まだまだ新生活は始まったばかりですが、これからきっと大きな学びが得られ、また切磋琢磨しながら応援し合える生涯の仲間ができることでしょう。先輩・後輩・OBのつながりが強く、自分が求めれば様々なチャンスが得られるのもABSの特徴の1つです。ぜひ充実して刺激的、そして人生を変えるような2年間を送っていただければと思います。


第2回D&I戦略研究会に参加して 【最終更新日: 2012/04/16】


2012年フレックスコース修了 伊藤 陽一

 2012年3月16日、昨年の第1回の引き続き、開始前から524教室が満員と大盛況の中、第2回のD&I戦略研究会が開催された。

今回のゲストスピーカーは、社内英語公用語化で話題の楽天株式会社グローバル人事部 グローバルタレントマネジメント室長・梶村英純氏、HRプラニング室室長兼English Projectリーダー・葛城崇氏の両氏であり、テーマは、楽天における事業の拡大・多様化とダイバーシティー推進であった。

近年、多くの会社でダイバーシティーに関わる部署が創設されたり、ダイバーシティーという言葉自体が浸透してきていると感じている。しかし日本企業におけるダイバーシティーは、その対象が女性いわゆるジェンダーダイバーシティーと、在宅勤務などの働き方の見直しなど人事制度的なダイバーシティーを指していることが多い。本来、ダイバーシティーとは、研究会の名前にもあるが会社の『戦略』に関わる、より企業の経営の根幹に関わる重要なテーマであると私は思っている。

講演風景講義の内容は、楽天の創業から現在までの事業・組織の発展の歴史から、その急速な発展に伴う国内での人材の多様化に関してのマネジメントについて、そしてM&A、アライアンスで急速に拡大しているグローバル展開に伴うタレントマネジメント、そして社内公用語英語化についてであった。

梶村氏、葛木氏の講演は、新入社員のTOEIC教育やASAKAIの三木谷社長の話、ハーバードのケースに社内英語公用語化が取り上げられたことなど、プレゼンの旨さもあり非常に興味深い内容であった。

私が印象に残ったことは2点。1点目は、楽天がこの15年で急速に発展したIT企業らしくスピード感のある企業であること、そして『楽天主義』が社員に浸透しているなど創業者の三木谷社長のカリスマ的なリーダーシップで動いている会社であると感じたことです。2点目は社内英語公用語化が、楽天のコア戦略であるインターネットサービスとメンバーシップビジネスの一体化と究極のゴールである世界No.1のインターネットサービスの企業になるという企業の戦略や目標に直結しているということです。

2年間ABSの様々な授業の中を振返ってみると、グローバルの視点から日本や日本企業を見てみると、ここ数年、Japan Passing、ガラパゴス化、ゆでがえると揶揄され、今後も益々その状況が厳しいということを思い知らされることが多くありました。英語や国際化に熱心なお隣の韓国だけでなく、非常に元気のよいアジア各国に負けないために、というよりむしろアジアの地の利を活かせるために、日本や日本企業はダイバーシティーを経営戦略に取り入れ、本気で取り組んでいくことが極めて重要であることを改めて感じさせていただいた研究会であった。

第3回D&I戦略研究会が楽しみである。


ビジネススクール合同研修会に参加して 【最終更新日: 2012/04/03】


2011年フレックスコース入学 鶴飼 太郎

2012年3月10日(土)と11日(日)の2日間にわたり南山学園研修センター(名古屋)にて、3大学(青学大、南山大、関学大)ビジネススクール合同研修会が行なわれました。中心テーマは、2000年以降イスラム圏において急速に発達してきた無利子を主体とするイスラム金融について、その歴史や魅力を理解し、西洋型の有利子金融の世界観との違いを肌で感じようというものです。私自身ABSで証券市場と金融市場について深く学びたいと考えていますが、ソーシャルビジネスなどの自主勉強会にも参加してグローバルな利益配分に重点を置く次世代のエコシステムについて色々と考えてきました。世界人口の1/4に達するイスラム圏で発達を続けるイスラム金融にどのような未来が待ち受け、我々の資本主義とどのような接点があるのか、強い興味のもと大きな期待を胸に参加しました。

1日目
- 「マレーシアにおける資本市場の発展」 市野 初芳教授(青山学院大学)
- 「Islamic Banking and Finance」 Associate Professor Engku Rabiah Adawiah Bintiengku Ali (International Islamic University Malaysia)


市野教授のご講演初めに実際にマレーシアで教鞭を取られている市野教授からマレーシアでイスラム金融が発達した歴史について分かりやすい紹介があり、イスラム金融についての背景知識を得ることができました。マレーシアはイスラム金融へのアクセスポイントとして重要な役割を果たしており、イスラム諸国(インドネシア、インドなどのアジア、サウジアラビア、エジプトなどの中東、ナイジェリアなどのアフリカ、さらに近年急速にその人口割合が増加する欧米諸国)へ新しい金融システムや商品を発信しています。

ABSの学生(前列左に筆者)とDr. Engku次に、マレーシアからお招きしたイスラム金融研究の第一人者であるDr. Engkuから、イスラム金融の仕組みや将来展望について詳しい解説がありました。イスラム金融ではサービスという形態で取引がなされ、信託金融(ムダーラバ)、マークアップ契約(ムラーバハ)、所有権移転を伴うリース金融(イジャーラ)など、貸付による利子(リバー)を排除した利益配分制度が金融システムの中心となっているようです。有価証券としてはイスラム債券(スクーク(国債))があり、リース・ボンド(スクーク・イジャーラ)としての性格を有しています。彼女はこの後直ぐエジプトでの講演に向け飛び立っていきました。

2日目
- 「グローバルな情報爆発と新時代のファイナンス」 岡田 克彦教授(関西学院大学)
- 「イスラム社会とファイナンス」 Professor KHONDAKER Mizanur Rahman, Nanzan University, Nagoya


2日目の朝はヘッジファンドの新しい局面について、関学大の岡田先生から最新の研究成果のお話がありました。岡田先生の研究室では行動ファイナンス理論に基づきショートポジションで利益を得るシステムの開発が行なわれています。行動ファイナンスでは投資行動のAnomalyに着目し、テキストマイニングを証券分析に組み込むことで震災などのEventにより生じるSentimentの動きを察知し、株価上昇前にその徴候をつかみます。イスラム金融では実体経済と遊離したデリバティブは言語道断、先物取引もクルアーン(胎内にいる子の価値を見越して母ラクダの売買をしてはならないという規定)などにより禁止されていますが、ヘッジファンドは年金などのリスク管理運用としてポートフォリオに組み込むことができるため、これらに制約をつけるイスラム金融への問題が指摘されています。

最後に南山大のProfessor KHONDAKERからバングラディッシュでのイスラム金融への取り組みが紹介されました。バングラディッシュでのイスラム金融もマレーシアと基本的には同じですが、グラミン銀行の小額融資(マイクロ・ファイナンス)活動が新しい社会経済活動として世界的な拡大をみせています。グラミン銀行は、①イスラム経済思想(平等、自由と博愛)を反映したイスラム金融の一種であり、②無担保で融資をするマイクロファイナンス、③借り手のほとんどが女性、④1995年から外部資金に依存せず融資活動を行い会員数は約600万人に達しています。教授とは講義の後にお話を伺う機会を得て色々と質問させていただき、今後もフォローしてより深く学びたいと思います。

研修参加者東京、名古屋、大阪といった3大都市のビジネススクールから講師と学生が交流し、ABSだけでは普段交わさないトピックスやビジネスモデルについて新しい視点でディスカッションすることができました。西洋経済の中心たるシリコンバレーの成長を支えるベンチャーキャピタルなどのエコシステムは、投資家は「融資」ではなく「株式の購入」という形態で出資し、起業家には「元本保証」の義務が生じない点、担保ではなく人物と経験を評価することによって投資を決める点など、イスラム金融のムダーラバ契約と類似していると言われています。イスラム金融には根本原理の違いから生じる新しい経済活動の息吹を予感させ、イスラム金融市場への投資に限定せず、これら原理を組み込んだ新しいビジネスモデルについても積極的に考えていきたいと感じました。


前田昇教授最終講義・囲む会報告 【最終更新日: 2012/03/19】


去る2012年2月25日、ABS前田昇教授の最終講義「ビジネスに学問を取り込む−MBA学生との17年と日本産業の今後−」が開催されました。講義と囲む会の模様を、参加者の卒業生河合さんに寄稿いただきました。

最終講義のレジュメはこちら(PDF)
最終講義のダイジェスト映像(Youtube)はこちら

2012年2月25日前田昇教授の最終講義・囲む会が開催される
2008年フレックスコース修了 河合 桂子


去る2012年2月25日、青山キャンパス16号館で行われた前田教授の最終講義は、座りきれない程の盛況に沸き、終始笑いの絶えない和やかな雰囲気の中で幕を閉じた。会場ではご勇退を惜しまれる声と共に拍手が鳴り止まなかった。

アカデミックな世界に入られる前、グローバルなビジネスの最前線でご活躍されていた前田先生の半生を振り返る講義となった最終講義「ビジネスに学問を取り込む−MBA学生との17年と日本産業の今後−」は、先生のご研究テーマとその成果が随所にちりばめられていました。例えば、「ノルウエーのイワシ理論」「雨どい理論」「石垣理論」など、先生の講義を受けられた方であれば、強く記憶に刻まれていることでしょう。

軽井沢の前田教授別荘(通称・前田山荘)で開催された前田塾参加者とともに(2008年6月撮影)一度聞いたら忘れられないユニークな「前田理論フレームワーク」、今後の日本産業への提言からさらには先生の退職後のプランまで、身振り手振りを交えながらの熱弁に、ABS在校生、卒業生、教職員総勢160人以上の参加者は、時間を忘れて引き込まれてしまいました。質疑応答では、「日本で起業家が増えない要因は『サンババ』である!などの「前田節」が炸裂したことは、容易にご想像されることでしょう。

最終講義の熱も冷めやらぬまま、会場を青学会館に移し「前田先生を囲む会」が開催されました。この会は、先生のお世話になった在校生・卒業生が中心となって企画した懇親会で、最終講義に引き続き、80名近くのABS関係者が先生を囲みました。中には、お世話になった先生に感謝の気持ちを伝えたいと、中国・北京から急遽駆けつけた卒業生もいらっしゃっていた程です。

講義中の前田教授この会では、先生の十数年前の「教え子」であるABS石井非常勤講師をはじめ、演習やビジネス・プランニングなどの講義で先生の指導を受けた卒業生・在校生が、次から次へと思い出や印象に残ったエピソードを交えたスピーチで盛り上げました。さらに「前田先生に学びたくてABSに入学しました」などの在校生・卒業生から寄せられた先生への熱いメッセージの数々も紹介されました。

最後に先生から「マーケティングとは『売れる仕組み』をつくることであるが、MBAは『学ぶ仕組み』をつくる場所です。皆さんにはこれからも学び続けてほしい」と、参加者への熱いエールが送られました。先生のお人柄でしょうか、最終講義に続き笑いの絶えない温かい雰囲気の中、筋のいいビジネスを語り合う楽しい宴となりました。

最後に私自身の先生に対する思いを述べさせていただきますが、私にとって先生は、ビジネスに学問を取り込むことの面白さを教えてくださった先生です。ABS入学前は、多少なりともアカデミックな世界に近寄り難い壁を感じていましたが、先生から「素朴な疑問から学びを深めていくことが大切」と繰り返しアドバイスいただいたことで、考え方を大きく変えられました。

卒業して時間が経つと、日々の忙しさに流されて学ぶことが疎かになってしまいますが、先生の教えを受けた私たちは、「筋のいいビジネス」を目指して、誰も行かなかった道を勇気を持って切り拓き、社会に貢献する人材にならなければいけないと改めて感じました。

前田先生のご健康とますますのご活躍をお祈りしています。ありがとうございました。
河合さんから花束を受け取る前田教授 囲む会で挨拶する前田教授


2011年度クリスマスパーティー報告 【最終更新日: 2012/03/12】


参加者全員の思い出に残る素敵なイベント
2011年フレックスコース入学 上原 浩平


2011年12月17日、ABS冬の風物詩であるクリスマスパーティーに幹事会の一員として参加させて頂きました。本稿では当日のパーティーの様子を私なりに感じた3つのキーワードでご紹介します。

その1:生徒による手作りのパーティー
パーティーの運営は生徒の自主性に任されており、幹事会顧問である中里先生にアドバイスを仰ぎながらも、1年生幹事会メンバーが中心となって準備を進めていきます。また幹事会以外の学生も、ポスター制作、景品収集、受付業務など積極的に参加してくれるため、これまで以上に生徒間の信頼関係を深めることができました。このように多くの学生が参加して作り上げるアットホームな雰囲気こそ、ABSクリスマスパーティーの大きな魅力の一つになっているのだと感じました。

その2:貴重な人脈形成の場
クリスマスパーティー幹事一同ABSの学生だけでなく、先生方、OB、学生の家族・同僚、他大学MBA生など、学内外問わず多くの参加者と触れ合えることも大きな魅力の一つです。本年も学内外問わず多数の方々にご参加頂き、普段の授業では接することができないメンバーとも交流を図ることができました。MBAのメリットとして人脈形成が挙げられると思いますが、ABSクリスマスパーティーは年齢、所属を問わず新たな人脈を築くことができる貴重な場でもあるのです。

その3:趣向を凝らした数々のイベント
謎のボーカリストサンタの格好をした学生やトナカイに扮した教授など、当日のパーティー会場はベストドレッサーコンテストに向け思い思いの仮装をした参加者で埋め尽くされました。サンタクロースに扮した某有名タレントのパフォーマンスで幕を明け、謎のボーカリスト(ABSの偉い教授だという噂が...)による特別ライブでは会場が一体となって盛り上がりました。
またベストドレッサーコンテストでは、何とN君による公開プロポーズが!!台本にはない正にサプライズなイベントではありましたが、彼女がOKの返事をした途端、会場は祝福ムード一色に包まれました。
ラストはABSでの1年間を振り返るエンディングビデオが上映され、学生達が本当にABSへ入学して良かったという気持ちに浸ったところでパーティーは閉幕しました。

サプライズ 公開プロポーズ以上3つのキーワードに沿って紹介してきましたが、ABSクリスマスパーティーはABSのスローガン「明るく楽しく厳しい青山ビジネススクール」の中でも「楽しさ」に重きを置いた参加者全員の思い出に残る素敵なイベントです。私自身も、日頃通学を支援してくれる家族や同僚に対する感謝の気持ちと、先生方・学友と共に学ぶことができる幸せを改めて実感することができました。

最後になりますが、今回のパーティーでは東日本大震災で被災された方々の支援を目的とした募金活動を行い、多くの皆様にご協力頂きました。この場をお借りまして厚く御礼申し上げます。


2011年度後期博士課程発表会開催 【最終更新日: 2012/02/23】


発表中のDBAの社会人学生たち2012年2月4日に2011年度後期博士課程発表会が開催され、ABSのDBAコースで学ぶ7人の社会人学生が発表を行った。

日ごろの研究成果の発表に対して、会場からはさまざまなコメントが飛び出し、熱心な議論が行われた。

発表者と発表テーマはこちら




2011年度「リサーチペーパー・プロジェクト」発表会開催 【最終更新日: 2012/02/17】


2011年度リサーチペーパー・プロジェクト履修者と研究主査・副査の教員2012年1月26日(木)に2011年度「リサーチペーパー・プロジェクト」発表会が開催され、7人の科目履修者全員が発表を行った。

発表時間は各人15分、全員が約1年にわたる研究の成果を発表。その後5分間の質疑応答が行われた。


詳細はこちら



2011年度第4回ABS百貨店MBA研究会 活動報告 【最終更新日: 2012/02/13】


ABS宮副謙司教授主宰の「ABS百貨店MBA研究会」が、1月23 日(月)に2011年度第4回の研究会を開催しました。

今回は「百貨店業界における小型店舗の業態開発」というテーマで、宮副教授から百貨店店舗を構成する売場単位を外部に切り出して多店舗化する小型店舗の業態開発戦略や、都市部のエキナカや空港出店、地方での小型店舗展開などの数多くの事例の解説があり、今後の百貨店の店舗戦略、成長戦略のあり方が議論されました。

百貨店実務者、MBAホルダー、ABS卒業生アルムナイ、ABS在校生などのメンバーに加え、今回は地方百貨店の方、鉄道企業の方も加え約20名が集い盛会となりました。



卒業してからも勉強を楽しもう! 【最終更新日: 2012/02/03】


前田教授の特別講義を拝聴して
2011年フレックスコース入学 前田 力


「目指せ女子短大の非常勤講師!」前田教授らしいそんなキャッチーワードで始まったこの特別講義。
今年度は前田先生が教鞭を執られる最後の年ということもあってか、定員十数名だったところ実に倍以上の33名の受講者が集まった。
部屋も満席状態で活気に溢れる中、主に以下の講義をいただいた。①なぜ学会への参加がお勧めか、②学会への参加方法は?③発表論文の書き方の''キモ''は何?④論文を学会に出していくとどんな楽しい事があるか?

ビジネスマン時代に書かれた論文を当時の経験も含めて説明する前田教授それまでの「学会」のイメージは、どうしても''敷居が高く''、''お堅い''イメージが強く、ビジネスマンの自分とは縁遠い存在に感じていたが、前田教授がビジネスマン時代に書き上げた論文作成の実体験なども含めて、独特な身振り手振りと語らいに引き込まれていくうちに、講義終了時には「どの学会に参加しようか」と、すでに学会参加を決断している自分に驚きを感じた。当然、周りのみんなも同じ様子。中には1〜2つの学会をすでに選定していた受講者もいたほどだ。

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