2019年度マーケティング・プランニング・プロジェクト体験談

マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)2019 の取り組み

青山アクション・ラーニング科目「マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)」では、2019年度は、米国ポートランドの地域活性化に学び、東京郊外生活の充実へ向けて世田谷区を対象とした地域価値向上のマーケティング戦略の策定に取り組んでいます。担当教員は、宮副謙司教授とポートランド研究者の内海里香氏(文化ファッション大学院大学教授)です。

米国ポートランドは、日本の一歩先を行く生活スタイルが実現され、地域活性化の先進事例といわれています。そしてその実現要因として地域住民の意識・行動や、行政や企業の関わり方があり、学ぶべき点とされています。この科目の受講学生はその事例を学び、東京・郊外での適用を考え、研究対象として世田谷区を選びました。

さらに髙島屋グループの商業デベロッパーである東神開発株式会社と産学連携して地域活性化戦略を構想し、同社に提案する実践的なマーケティング演習とする予定です。

このアクション・ラーンニングでは、世田谷区やオレゴン州政府駐日代表部メンバーやポートランド州立大学留学生の授業参画も予定しており、まず5月18日には世田谷区保坂展人区長の授業内講演が行われました。

ABSはMBA課程では数少ないアクション・ラーニング型プロジェクト演習を開講し、産学連携の取り組みで長年の実績がありますが、今回は産官学連携で、さらに海外とも連携し外部連携を一段と高めたコミュニティベースト・ラーニング(CBL)となっています。

教室の授業風景

玉川髙島屋S・C

玉川髙島屋S・Cガーデンアイランド

宮副教授の著作(内海非常勤講師との共著)

世田谷区保坂区長の著作

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