地域活性化のマーケティング[専門科目(300番台)]

担当:宮副 謙司教授

地域活性化に対するアンテナを磨くことができる授業

手島 麻友さん(2022年度イブニングコース入学)

手島 麻友

地域活性化のマーケティングでは、昨今関心が高まってきている地方創生について、マーケティングの観点から事例研究を通して、分析し、理解していく講義です。

具体的には、前半で様々な企業・地域での事例を取り上げて、具体的な地域活性化に対するアプローチ事例を学び、後半は各自4-5人のグループに分かれて興味関心のあるテーマで地域活性化にどのように貢献していくかを実際の事例を踏まえて、研究していきます。ディスカッションが頻繁にあることから、インプットだけでなく、アウトプットもできる環境があり、さらに他の生徒の意見やアイデア、実体験などを知ることができ、広い範囲で地域活性化について考える良いきっかけを与えてくれる授業です。

本講義を通して、「地域活性化」を日常的に感じるようになりました。実践的かつ具体的な事例を100番台で学んだマーケティングのフレームワークに基づき、学ぶことで、地域活性化に対する興味関心が授業前より高まり、アンテナを張るようになったのだと思います。ニュース番組やお土産、体験教室などを通して、このコト・モノがどのように作られたのか背景を知りたいと思うようになりました。

また、授業だけではなく、グループワークでも知見を広げることができました。私たちはグループワークのテーマとして、教育機関を選択しました。私たちは留学や他県への進学など教育よって、地方への移動や地方の教育機関の強化を行うことで人口や経済への効果があるのではないかと仮説を立てて調査を進めたところ地域によっては私の想像以上の規模で教育機関による地域活性化を行っていました。島根県立隠岐島前高等学校は島全体を学校にという発想のもと、島まるごとの教育機関づくりを進めていることがわかりました。このように、日本では様々な地域活性化や町おこしの取り組みがされていることが分かりました。本講義は私にとって、新たな気づきを得る良い機会になりました。

本講義を通して、地域活性化の取り組みは日常のふとしたところに存在していることを知りました。今後も本講義で学んだことを活かして、関連の製品や施策の背景にある地域活性化や地域に対する想いを考え、知る姿勢を持ち続けたいと思いました。

グループ研究発表の様子

グループ研究発表の様子

グループ研究発表の様子(つづき)

グループ研究発表の様子(つづき)

グループ研究成果物(一部)

グループ研究成果物(一部)

「地域活性化のマーケティング」のフレームワーク

「地域活性化のマーケティング」のフレームワーク

授業の教科書-宮副教授の著書『地域活性化マーケティング』

授業の教科書-宮副教授の著書『地域活性化マーケティング』

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