2018年度ビジネス・プランニング体験談

担当:高橋 文郎教授・保々 雅世特任教授

「ビジネス・プランニング」科目(ビジプラ)での学び

柏 頼和さん(2017年度フレックスコース入学)

なぜ履修したか

多くの500番台講座の中でビジネス・プランニング(ビジプラ)を選んだ理由は、オリエンテーションを視聴した時に、先輩チームのプレゼンテーションを見て、そのアイディアが面白く自分も参加したいと思ったからです。実際に起業されているOBの方の講演やベンチャーキャピタリストの方達との交流があり、人脈が広がる機会が得られるとも聞きました。自分のビジネスや今後のキャリア形成に何らかのヒントが得られるのではないかと思い履修しました。

授業で学んだこと

この科目は、1年生で学んだ基礎科目、経営戦略基礎やマーケティング基礎、アカウンティング基礎の知識を使いこなすスキルが求められます。その基礎力を前提として、自分達のビジネスアイディアについて発表し、先生やゲストの方達から評価を頂きます。テーマは毎回変わり、ミッション/ビジョン/バリューから始まり、マーケティングの4P、ビジネスモデルと進んでいきます。毎週発表なので、プレゼン力がつきます。説得力がないと聞き手に伝わらないので、簡潔にわかり易く説明出来るような力が求められます。評価を頂いてからチームメンバーと反省会をするのですが、その話し合いの中で新たな気付きが生まれます。そのようにして、深みを増した新規事業が完成していきます。その完成過程は、最初中々うまく行かない事が多かったのですが、先生への相談やメンバーとの話し合いにより解消されていきました。今思えば、この事業創造に至る過程こそが、最大の学びであったと思います。先生やチームメンバー、関係者の方々と有意義な時間を共有することが出来ました。

学んだ内容を今後どんな風に生かしていきたいか

ビジプラでの学びの到達目標は、授業科目の概要に記載されている「自ら考えた実現性の高い新規ビジネスをグループで練り上げ、近い将来の社内起業も含めたベンチャービジネス、起業実現を目指す能力を養成する事」でした。この1年間、相当の訓練をビジプラで積み重ねてきました。この糧を生かし、現在の業務を見つめなおし、新しい事業の創造、既存事業の効率化を実現させ、自社のメンバー、取引先企業、そして世の中に貢献できる仕事をしていきます。また、提案力の更なる向上を目指し、各地のビジネスコンテストへの参加は今後も継続していきたいと考えています。

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