次のチャレンジを与えてくれたABS

西垣 一成さん(菓子メーカー 2017年度フレックスコース入学)

1. 現在の会社・仕事内容、自分の仕事の状況

大学卒業後ビールメーカーで18年間、その後菓子メーカーに2年在籍し、この9月に現在の会社に転職しました。マーケティング部のインサイト部門長として、市場分析、マーケティング戦略の立案に加え、国内・海外事業戦略の立案も担当しています。現在の仕事への転職のきっかけは、創業90周年を迎える同社が、今後100年の成長を目指すための新組織として立ち上げるマーケティング部の戦略を担当する部門の責任者としてお誘いを頂いたことです。この職務はマーケティング戦略に留まらず、全社戦略を担うことが出来ると情報を得ました。ABSの学びを受けて、経営戦略にチャレンジしたいと考えていた私には非常に魅力的な機会でした。このことが決め手になり、転職することを決断しました。

2. ABS在学時代を振り返って

入学する時に目標にしていたことは、ABSの2年間で私の専門領域であるマーケティングはもちろん、それ以外の領域について知識を深め、次のキャリアアップに繋げられるようにすること。特にファイナンスや経営戦略については、私が目指すキャリアと関係性が深かったので、しっかり学びたいと考えていました。ABSにはこのニーズに見合う様々な授業があります。この目標に対する達成度評価は、正直なところ60%ぐらいです。今から考えると受けるべきだったと考える授業が3つ程あり、時間をやりくりすれば受講できたと思っており、このことが悔やまれます。この点は卒業してからでも取組みたいと考えております。

3. これから転職に備える目的でABSに進学しようと考えている人に向けて一言あるいは転職にABSを活かすとしたらどう意識・行動すればいいか など

転職に向けてABSの過ごし方で最も必要なことは、2年間で何を達成するのか目標を明確に定めることをお勧めします。フレックスコースの方は仕事と勉強との両立で通学できる時間に限りがあります。どの業界でどんな職務に転職したいのかを明確に出来れば、ABSで過ごす時間、例えば選択する授業、先生・仲間との交流の仕方なども有効性を高められ、目指す転職へ近づくことができると思います。私は転職について、先生に相談し、転職先について有用な情報を聞けるABSのOBさんを紹介して頂きました。目標を明確に2年間を過ごすことが、ABSへ費やす授業料、時間を上回るリターンを得られる一つの方法だと考えます。

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