2025.05.16

須田 敏子教授の労働新聞連載「ジョブ型人事のリアル」第9回・第10回の内容を掲載

須田 敏子教授

須田 敏子教授

須田敏子教授の労働新聞への連載(全12回)について、今回は、第9回・第10回の記事内容(新聞紙面・PDF版)をご紹介します。

第9回では、育児休業、育児や子育てなどに伴う短時間勤務への対応で、同じ職場の社員が休業中あるいは短時間勤務中の社員の仕事を代わって担当することによる業務量の増加が問題となっています。仲間の社員の仕事の肩代わりをする社員に手当を出す、あるいは人事評価で考慮するなどの対応をとる企業も増えておりますが、ジョブ型人事となれば、ジョブの内容と分量に賃金が連動するため、同僚社員の仕事の肩代わりに対する問題は、賃金面では完全に解決することを具体的に解説しています。

第10回では、ジョブ型人事の導入によって日本企業でも世界標準のマーケットペイを参照しての賃金決定が普及してきています。日本企業で普及しているのは、職務評価付き伝統的マーケットペイ活用ですが、欧米諸国ではさらにその先にあるマーケットプライシング型マーケットペイ活用が普及しており、第10回では、マーケットプライシングの具体的な内容を紹介しています。

「ジョブ型人事のリアル」第9回(PDF)

「ジョブ型人事のリアル」第10回(PDF)