2021.03.25

中塚 昭宏助教の論文がInternational Journal of Production Economicsに掲載

中塚 昭宏助教

オペレーションズ・マネジメントおよびテクノロジー・マネジメントの分野でトップ10に入る学術誌International Journal of Production Economicsに、中塚助教が共同執筆した論文Research on Horizontal System Model for Food Factories: A Case Study of Process Cheese Manufacturerが掲載されました。この研究は、企業と共同で行った事例研究です。論文の内容は、プロセスチーズの製造において、インダストリー4.0の概念に基づいたスマートファクトリーを具現化するための「水平階層型システムモデル」を提案したものです。

この論文で提案しているモデルにより、食品工場の様々な生産設備やシステムに対して、体系的な生産システムの導入が可能となります。これにより、従来は困難と考えられていた各生産設備やシステムの同期化を実現させることができるようになり、これまで以上に高効率な生産が可能となります。

この研究では、今後、更に発展していくことが期待される工場のスマート化を推進できるように柔軟なシステムモデルを提案し、その後,提案するシステムを実際の食品工場に導入して検証し、効果を確認したことが評価されました。

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