修了生の平田 裕暉さんの宮城県気仙沼市の観光による地域活性化に関する研究論文が、日本マーケティング学会ワーキングペーパーとして掲載されました。

青山学院大学大学院国際マネジメト研究科(青山ビジネススクール:ABS)宮副研究室-地域研究メンバーの平田裕暉さん(2021年度デイタイム入学)が記述した、宮城県気仙沼市の観光による地域活性化に関する研究論文が、日本マーケティング学会ワーキングペーパーとして掲載されました。

平田裕暉(2023)「気仙沼市の観光活性化要因の考察-観光客セグメントと地域価値のマッチングによる戦略的マーケティングの展開」
https://www.j-mac.or.jp/wp/dtl.php?wp_id=136

震災復興約10年を迎えた気仙沼ですが、他の被災地域を大幅に上回る観光入込み客数の伸率で推移しています。このような気仙沼の観光による地域活性化には、しっかりとした要因がありました。平田さんは、独自のマーケティングのフレームワークでその要因を解き明かしています。

平田さんは、1年次から「地域活性化のマーケティング」(宮副謙司教授が指導)を受講し、気仙沼市の観光データに着眼して分析し、日本マーケティング学会の年次大会でもポスターセッションで研究発表を行いました。2年次には、コロナ状況を鑑みながら、気仙沼の現地調査に赴き、要因分析の仮説を実際に現地で見て検証するとともに、新たな気仙沼の観光の可能性も発見しています。

写真-1
写真-2
写真-3
写真-4
写真-5
写真-6