活動報告(マーケティング戦略策定)

2019年度「マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)」活動報告

MPP受講生が策定した戦略を提案する最終報告会を開催

ABSの青山アクション・ラーニング科目「マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)」では、2019年度は、米国ポートランドの地域活性化に学び、東京郊外生活の充実へ向けて世田谷区:二子玉川地区を対象とした地域価値向上のマーケティング戦略の構想策定に取り組みました。(担当教員は、宮副謙司教授とポートランド研究者で文化ファッション大学院大学教授の内海里香氏)

期間中、世田谷区の保坂展人区長(5月18日)や米国オレゴン州政府駐日代表部のトム・ディコルチャさん(6月8日)の授業内講演、数回にわたる二子玉川地区のフィールドリサーチ、髙島屋グループの商業デベロッパーである東神開発株式会社と産学連携したディスカッション(5月25日・6月22日)などを経て、二子玉川地区における新しい生活スタイルとそれを具体化するコミュニティの場を創造する戦略を策定しました。そして、その戦略デザイン内容を同社経営層と世田谷区メンバーに提案する最終報告会を、同社会議室にて開催しました(7月20日)。

受講生は、半期のグループ活動を通じて、ポートランドの地域活性化の実現の本質要因を確実に見出すとともに、それを踏まえた地域コミュニティ活性化の戦略デザインを成し遂げました。

MPPは、毎年、様々なマーケティングテーマ、様々な企業と連携するアクション・ラーニング型プロジェクト演習として進めてきましたが、今年度は①海外や地域行政とも連携し外部連携を一段と高めたコミュニティベースト・ラーニング(CBL)となったこと、②ビジョン思考の戦略策定方法論を新たに取り入れ、最初にムーンショットプランニングを行い、実現可能性を加味していく戦略デザインを行うなど、科目の教育レベルも一段と進化しました。

MPP2019の戦略策定資料

MPP2019の戦略策定資料

MPP2019 最終報告会の様子(その1))

MPP2019 最終報告会の様子(その1)

MPP2019 最終報告会の様子(その2)

MPP2019 最終報告会の様子(その2)

MPP2019 グループワーク活動

MPP2019 グループワーク活動

世田谷区 保坂区長 授業内講演

世田谷区 保坂区長 授業内講演

米国オレゴン州政府駐日代表部 トム・ディコルチャ氏 授業内講演

米国オレゴン州政府駐日代表部 トム・ディコルチャ氏 授業内講演

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