この1年間で成長した自分-IBPを学んで

担当教員:井田 昌之 教授、小宮 紳一 非常勤講師、西村 一彦 非常勤講師

李 界旻(リ カイミン)さん(2018年度フルタイムコース修了)

なぜ履修したか

当初、私はインターネット・ビジネスに関しては、自信がありました。なぜならば、大学は情報学部を卒業し、スタートアップで働いた経験もありましたので、インターネットに関しては「全部知っている。理解している。このインターネット・ビジネス・プロジェクト(IBP)の授業も楽勝だろう」と考えていました。いま振り返ると、当時の自分はとても甘かったと思います。そこから私のIBPジャーニーが始まりました。

授業で学んだこと

IBPの授業は1年を通して実施されるプログラムであり、四半期毎に4ステージに分けられ進められました。
ステージ1では、まずビジネスで利用するインターネットの基礎的な知識の習得。
導入におけるプロセスや、プランニングの重要性、コスト見積もりの難しさなどを学習しました。
ステージ2では、実際にグループで、WEBサイトの構築体験、システム開発・運用計画の立案などを行いました。
ステージ3では、これまで学んだことをすべて落とし込み、ITを活用したビジネスアイデアを考え、事業計画まで発展させ、プレゼンテーションを行います。
ステージ4では、これまでの学習を振り返り、特に重要な内容をレビューしたり、最新の動向を把握したり、今後の傾向などを学びます。

授業を終えて

実際の授業がスタートし、ステージ1の時点で、井田先生が、私がまったく知らなかった様々な理論や知識を丁寧に教えてくださり、本当にびっくりしました。「インターネット・ビジネスってこんなに奥が深いのか、自分は何も知らなかったんだな。」と愕然としました。
そこから、少しでも吸収しようと本気で授業に臨みました。

ステージ2、ステージ3のグループワークではアイデアだしやプランニングに苦労しましたが、学んだ知識をヒントに、頭をフル回転させ、事業計画まで落とし込むという、実践的な体験が出来て、とても力になったと感じています。ステージ4までの1年間、井田先生から様々な知識と経験を教えていただき、今の自分はインターネット・ビジネスの仕組み、良いビジネスを作るための方法、注意すべきことなどを学び、1年前とは比べものにならないほど、成長したと感じています。
また、インターネットとは、刻一刻と時代とともに変化し続けるものなので、これからも引き続き学習しつづける必要があると痛感しています。その際の原点となるべきものはこの1年間で学んだことであるのは、間違いありません。