2019.08.26

木下 靖朗さん、太田 滋さん

ニッセイアセットマネジメント株式会社 株式運用部上席運用部長(木下 靖朗さん)
ビルコム株式会社 代表取締役兼CEO(太田 滋さん)

研究方法論

太田 滋さん

青山ビジネススクール(ABS)の「研究方法論」(担当:細田高道教授)では、研究者を目指す博士課程の学生と、学術的な研究論文を書こうとしているMBAの学生を対象に、研究者として理解しておくべき知識に関する講義を実施しています。今年度は2018年度にABSで博士号を取得された修了生から、まず初めに木下靖朗氏(6月29日(土))、そしてその翌週に太田滋氏(7月6日(土))にご講演をお願いしました。大きな刺激をいただくことができた90分間となりました。

木下氏からは「博士号取得への道のりから得られたもの」というテーマで講演いただきました。木下氏の博士学位論文テーマは「投資家・経営者間のエンゲージメント」で、機関投資家として経営者と対峙するなかで生まれた疑問を学術研究のテーマとして設定されました。講演では、博士号を取得する意義や、その過程の社会人学生としてならではの苦悩、そして博士号の取得から得られたもの等について、実際の経験に基づいてお話いただきました。

太田氏のご講演では、学術と実務の両面からいかに博士学位論文の研究テーマである「ソーシャルメディアと消費行動」へと至ったのか、代表取締役と学生という二足の草鞋を履く苦労、また博士号取得の醍醐味について、実際の体験談をもとにお話いただきました。

今後も研究方法論の授業では、実務家研究者をお呼びし、生の声を共有していきます。

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