2015.05.21

宮副教授が学部生向け「仕事力基礎論」でロフトと産学連携した授業を実施

本研究科の宮副謙司教授は、学部生を対象とする「青山スタンダード教育機構」(文科省「大学生の就業力育成支援事業」選定)の科目「仕事力基礎論」の授業を2015年度より担当しています。この授業は、様々な業種の仕事の内容を理解し職業選択力と仕事力を養成することが目的としており、4月は大学生に身近な商品領域を扱い、本学に近い渋谷に旗艦店を構える雑貨専門店企業の株式会社ロフトと産学連携した授業を行いました。

具体的には文具領域(4月22日)・家庭用品領域(4月29日)について、ロフトのバイヤーや商品企画担当職の方と、その商品分野のメーカーや卸の企業の方が登壇し、メーカー、卸の機能や業務内容、さらにそれらがどのようにつながりロフトという小売での業務となり消費者に至るのか、具体的な商品を事例に、学生にわかりやすく講演していただきました。

講演者:株式会社ロフト 商品部 文具雑貨部バイヤー 平山真一朗氏、同生活雑貨部 企画開発担当 平林有希子氏、サンスター文具株式会社 代表取締役副社長 兼 クリエイティブ本部長 桃井信彦氏、タツミ産業株式会社 家庭用品部十条営業所営業グループ グループ長 奥山由香氏の4名

各講演者は、「仕事とはどういうことか」「仕事に取り組む基本的な姿勢」から、「自分がなぜその企業に就職したか」「その後の就業体験やキャリア」まで、学生の立場に立って丁寧に講義され、多くの学生が熱心に受講しました。

平山氏、サンスター文具:桃井氏、ABS:宮副教授

左からタツミ産業:奥山氏、ロフト:平林氏

教室の授業風景

県の形をかたどったロフト商品「県民ボックス」-学生の地域への関心を高めた

伝統工芸を活かした商品開発など「地方創生」に関する仕事も紹介された

授業後も学生からの熱心な質問が続いた