

2011年フレックスコース入学 青沼 愛
社会人として、どのように社会に貢献していくか。将来の世界へどのようなactionが起こせるか。一人一人が考え行動することが必要あり、企業の在り方を勉強するのであれば持続可能な社会の発展へのインパクトを考え、ビジネスと社会課題解決を繋ぐ方法を探る2年間にしようと決めたていた。
入学直後の大磯でのオリエンテーション合宿にて、ビジネスプランニングを担当されている長谷川先生へ勉強会を開きたいと相談し、快くご協力を頂け''ABS社会企業家勉強会''を始めることとなった。仕事に授業に忙しいメンバー、どのように関わりやすい形で勉強会を進めていくか手さぐりでのスタートであった。勉強会では、毎回参加するメンバーも様々。学部からの参加や卒業生なども参加しながら、それぞれの立場で問題意識をもったバックグランド豊かな仲間と緩やかにスタートした。
''社会起業家''''ソーシャルビジネス''という概念は最近耳にするようになった言葉であり。定義も曖昧、捉え方や考え方が様々であり、どのようにそれをビジネスに繋げるか模索する勉強会となっている。それぞれが考えるソーシャルビジネスのプレゼンや外部からのゲストスピーカーを招くなど少しずつではあるが方向性ができ始めている。
前回は「世界中のゴミを拾いつくし、世界をきれいにする」目的の元に生まれたWEBサービスを展開しているPIRIKA代表小嶌不二夫さんをゲストスピーカーに招き、そのユニークな事業の裏側について伺った。
このサービスは2011年11月にサービス開始し、既に世界29か国で広がっている。後半は質疑応答から熱い議論に発展するなどとても有意義な時間となった。
そして、私も昔から関わっていたバングラデシュでの事業を起業し小さなスタートを切った。この場で多くの気づきと学びを頂いている。そして何より大きな応援が支えとなっている。
気づけば、勉強会も5回を超えた。最近では1年生だけでなく2年生や卒業生も参加するようになってきています。今後の企業において、''社会的''といった視点はさらに重要視されていくように感じます。企業が営利に走りすぎるのではなく、その活動が社会へ貢献し、そして世の中をより良い方向へ導いていくためにできる事は何か。多くの企業は高い倫理のうえに創業しているが、一方で、実際の企業の中ではそのギャップを感じることも多いのではないでしょうか。
チャリティーとCSR。NPO、ソーシャルビジネス、営利企業。それぞれの線引きは曖昧な部分が多く活動も様々である。そういった一つ一つの疑問や違和感に対して視野を広げ、意見を深めていく場として、この勉強会が同じ目線で自由に議論ができる場になっていければと思います。お互いが切磋琢磨する場となり、個性豊かな友人の考えが刺激となる勉強会を今後も続けていければと思います。
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ABSフルタイム1年生の久村洋介さん、佐伯悠さん、石川大樹さんの3人が、財団法人学生サポートセンター主催「第9回学生ビジネスプランコンテスト」に参加し、全国の約150チームの中から上位の賞にあたる「努力賞」を獲得しました(2012年1月26日表彰式)。
プランの内容は『創造体験型ギフトサイト「Kakehashi」事業』で、地域の産品・伝統工芸などについて、地域に出向いて創造や消費を体験するギフト事業で、地域活性化や新たな価値創造に貢献する点などが評価されました。
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2010年フレックスコース入学 村井 祐介
私たちのチーム(筒井宏次氏、根来勇人氏、渡邊悠太氏、村井祐介)は、ビジネスプランニングで作成したプランをベースにコンテストに参加し、225チームが応募する中、最優秀賞を獲得した。
昨年の4月から半年間、苦労して創ったビジネスプラン『Glooming Pet salon』(ペット関連の新規ビジネスプラン)が本当に通用するのか、多くの方に評価してもらおうと考えたことが、起業家選手権へ応募した動機である。
学生起業家選手権は、大学学部生、MBA学生が応募したビジネスプランをベンチャー企業社長やビジネススクール教授が「実現可能性」「新規性」「市場性」「成長性」「着眼点」「独自性」の観点から評価するコンテストである。選考は、第一次書類選考 → 第二次書類選考 → 準決勝 → 決勝大会と進み、準決勝、決勝時には、プレゼンテーションと質疑応答が求められる。
私たちは、ビジネスプランニングで作成したプラン『Glooming Pet salon』をベースにコンテストに参加した。このプランは、150個を超えるアイデアの中から選んだものであり、毎週チームで議論し、修正を重ねて作成した。特に、ビジネスモデルと収益性については、中々方向性が決まらず、何度も議論し、相当の時間を費やした。また、決勝大会のプレゼンテーションについては、実現可能性が重視されることから、収益性や店舗運営にフォーカスしたこと、マーケット調査に基づいて定量的に実現性を説明できたことが良い結果に繋がったと考えている。また、今回の最優秀賞に加えて、ABSの体験的学習プロジェクトのビジネスプラニング科目担当の前田先生、長谷川先生からご指導を頂き、クラスのメンバーからも刺激を受けながらビジネスプランニングを学べたことは、大きな収穫であった。
私の目標は、利益を上げる新しい仕組み創りをすること。今後は、2年間ABSで学んだことを活かして、実行に移したいと思う。
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2010年フレックスコース入学 石橋 祥子
2011年2月11日、小雪が舞う寒い中を、内藤・濱手・石橋(MBA Flex 1年生)の3名は、慶應義塾大学日吉キャンパスに集合しました。株式会社カネカと慶應義塾大学大学院経営管理研究科の共催による「還元型コエンザイムQ10 マーケティングプランコンテスト」本選に出場するためです。
このコンテストは、カネカが開発した「還元型コエンザイムQ10」を広く社会に普及させるためのマーケティングプランをビジネススクールの学生から広く募集するもので、社会におけるMBAやビジネススクールの地位や価値を高めること、またカネカにとっては戦略やマーケティングの視点を製品や事業に役立てる意味を持っています。
2010年12月初頭、履修している「CRM戦略」の宮副先生から「面白いコンテストがあるから出てみませんか」とのお誘いをいただきました。MBA学生のみが対象であること、豪華な審査員に興味をそそられましたが、その時点で一次選考締め切りまで1ヵ月強。さらに締め切りの1月10日は、後期期末試験とレポートの真っ最中です。しかし、「賞金総額200万円」には抗えず、また先生からも、「正月三が日以外はいつでも相談に乗ります」との心強い応援をいただき、女子3名はスタートを切ったのです。
それから約1ヶ月、私たちはクリスマスイブの決起集会を皮切りに、年末年始を「還元型コエンザイムQ10」のことばかり考えて過ごしました。サプリメント百花繚乱の状況下で、いかにプロモーションしていくのか?何を強みとして、誰に対して仕掛けるのか?競合は?生かせる既存資産はあるか?絵空事ではなく実現可能性のある、そして審査員にアピールできるプランを考えなければなりません。
途中何度か宮副先生に見ていただくと、そのたびに「いいですね!この方向でOK」と笑顔でおっしゃりながらも抜本的な改革を提案され、突貫工事。なんとか締め切りにはプランを提出できましたが、期末試験やレポートにあてようと思っていた1月初旬の三連休も、このプランにかかりきり。結果として、試験とレポートには非常に苦しむこととなったのです。
一次選考を突破した場合には、1月25日に事務局から連絡が来ることになっていました。落選ならば、連絡なしです。その日は夜になっても連絡がなく、さすがに諦めかけていたところ、夜10時を回ってからメールがあり、まさに地獄から天国へ、という思いでした。私たちを含めた10チームが一次選考を勝ち抜いて本選に進んだのですが、後で聞いたところ55チームが一次選考に応募していたとのことで、倍率は5倍以上。難関をくぐりぬけて勝ち取った本選進出、本当の勝負の始まりでした。
それからの2週間は、発表シナリオを何度も練り直し、発表者を決めるオーディションを行い、練習を重ねました。本選の3日前には、宮副先生と同級生たちが集まり、リハーサルに立ち会い、壮行会を開いてくれました。リハーサルでは、さまざまな視点からの忌憚のない意見が寄せられ、自分たちだけでは気づけなかった多くのポイントを、最終プレゼンに反映することができました。ABSに通っていたからこそ得られたチャンスと仲間の協力を無駄にしてはいけないと、改めて心に感じたリハーサルとなりました。
そして本選の2月11日。
雪の中を集まった出場チームは、慶應大をはじめ、一橋大、神戸大、京都大といった強豪揃いです。発表順は10チーム中5番目。先立つ4チームの発表は、いずれも独自性豊かでプレゼン慣れをしていて、いやが上にも緊張は高まります。
会場には、連休中で荒天にもかかわらず、多くの先輩方や同級生が応援に駆けつけてくれました。嬉しさと緊張とプレッシャー、みんなに胸を張れる発表をしたいという気負いで、発表者の内藤さんの手は硬く冷え切っていました。
私たちのプランの要旨は、多くの「コエンザイムQ10」が標榜する美容・アンチエイジング効果を押し出すのではなく、「疲労回復力に着目し、スポーツサプリメントとして市場認知を図る」です。既存資産を活用し、さらに現行製品との食い合いも起こさず、グローバル展開まで考慮した渾身のプランをマーケティング戦略の基本フレームワークに沿って組み立てました。カネカにとって新しい取り組みではあるが、実現可能性の高い提案だったと思います。
また派手なパフォーマンスや笑いを取るジョークこそありませんでしたが、他のどのチームよりも地に足のついた発表でした。内藤さんも終始落ち着いた発表で、ABSの実力周知に大いに貢献したと思います。
プレゼン後の講評の際に、ある審査員の教授が「僕は青学が一押しだった」と評価してくださいました。またその後の懇親会でも、主催者、ゲストや他校の方々からお褒めの言葉をいただき、この2か月の苦労が無駄ではなかったと報われる思いでした。
クリスマスから年末年始、試験勉強もレポートも並行しつつ、時にはぶつかりながらも3人で作り上げたプラン。
プレゼンを行った内藤さんも、今回は後方支援だった2人も、すっかりコンテストの魔力に魅せられてしまったようで、何か2年次の履修科目を活かせるコンテストはないかとアンテナを張り巡らせています。このコンテストを経て、学習したことを机上に留まらせず、実践を視野に入れた形に昇華させることの楽しさと、それに伴うさまざまな障壁の両方を経験しました。マーケティング関連の授業では、常に実例、ケースを用いていましたが、その「生きた学習」がいかに重要かを再認識することができました。ご指導いただいた宮副先生に、この場を借りて感謝を申し上げます。
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証券分析及び運用アドバイスにおいて世界的に認められている専門資格CFA(Chartered Financial Analyst (r):CFA協会認定証券アナリスト) の認定・推進機関であるCFA 協会は、次世代の投資プロフェッショナルとしての活躍が期待される学生の育成を主眼に、企業分析の手腕を競うコンテスト「グローバル・インベストメント・リサーチ・チャレンジ」を開催しています。
このイベントでは、学生チームが企業分析を行い、その手腕を競います。2005年に世界大会が始まり、毎年400以上の大学が参加しています。日本からは青山学院を含む10大学が参加し、12月10日に国内最終審査会が行われました。その結果、青山学院大学チームは見事に第2位の特別賞を受賞しました。(優勝は筑波大学)。これは昨年に引き続き、2年連続2度目の受賞です。
青山学院チームにはABSからも Full-time 1年田中大貴君がチームリーダーとして参加しています。他のメンバーは、経済学部3年の大江航さん、同3年岩田実穂さん、経営学部3年小川典之さんです。指導教官は白須洋子教授(経済学部)でした。
今回の国内大会では、各チームが提出した企業分析・調査レポートをプロの証券アナリストが審査を行い4大学に絞られた後、3人の専門家を前にしたプレゼンテーションと質疑応答等によって最終評価が行われるという、非常にハイレベルなコンテストです。青山学院大学チームは、企業分析・調査レポートにおいて、審査員から他大学チームの追随を許さないほどの高い評価を得ました。
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2011年フレックスコース修了 中野 三四郎
8月21日(土)に科目「ビジネスプランニング」の学生主催で自主的な合同勉強会を開催いたしました。これは各チームの進捗状況や抱える問題点を発表し、参加者が自由にディスカッションをすることで、それぞれのプランに役立てようと企画されたものです。また、ビジネスプランニングを受講した卒業生も数名、ゲストとして参加していただきました。
勉強会では、各チームが30分の持ち時間内で、プランの進捗状況や行き詰っている点などを発表し、それに対して出席者からさまざまなアドバイスや意見が活発に出されました。ディスカッションが白熱し、30分をオーバーするチームもあったくらいです。
夏休み期間は授業が無いため、各チームが個別にプランを進めることになります。こういった機会を持ち、チームの進捗を報告しあうことで、お互いに刺激を与えるという効果もありました。
参加者の反応も非常に良かったということもあり、今後も開催できればと考えています。
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2011年フレックスコース修了 金子 拓哉
2009年4月入学生(以下ABS2009)では、MBA課程の入学から修了までのエキサイティングかつタフな大学院生活の日々を記録として残すため、記念アルバムを制作しました。
このアルバムは、入学式(2009年4月)から学位記授与(2年制MBA、2011年3月)までを期間とし、授業の集合写真やグループワークでのスナップショット、各種イベントの様子など学生生活での多様な風景を掲載しており、ページをめくるたびに充実した日々を思い出すことができる作品にすることができました。制作はABS2009有志(横治明彦氏、平田周二氏、北峯有紗氏、瀬川和哉氏、および筆者)を中心に行ないましたが、同期全員で作り上げたアルバムです。制作にあたって、ご理解ご協力頂いた教職員の方々、OBOGおよび現役生の方々に感謝申し上げるとともに、その制作概要を下記に報告致します。
1.発行部数とチャリティ…想定上回る部数。剰余金12万円は全額チャリティとしました。
本アルバムはA4判46ページの冊子で、DVD(同内容の13分作品)とセットで作成しました。
発行部数は59部(売上高463,000円)で、当初想定の30部を大きく上回り、ABS2009の6割もの方に購入頂きました。
制作費用はアルバム仕入代や材料費のみとし、原価低減に努め、剰余金122,161円全額を日本赤十字社へ東日本大震災への義捐金として寄付いたしました。
2.動機と内容…充実した学生生活をアルバムとして残したい。
ABSのミッションは、「知性」と「感性」で時代をリードするビジネス実行力を養成することです。授業履修や教授からの指導、グループワークでの討議、レポート作成、同期とのビール片手での語らい等により得られる知的インプットや人的ネットワークはMBAで得られる所産ですが、さらに、ABSの特徴として外部コンテストへの積極的参加や夏祭りなどのイベントを通じたチームワーク醸成や企画力向上も挙げられるでしょう。我々ABS2009も数々のイベントを開催しました。例えば、青山祭への出店(青山ドーナツ倶楽部、2010年初出店)、ABS富士登山(2009年初登山)、起業家サークルACE(2009年発足)等があります。そして、第9回学生起業家選手権では225チーム中で最優秀賞を獲得したチームもありました。これらの充実したABSでの日々を記念として残したいというのが動機です。
3.制作概要…スタイリッシュなアルバムに仕上がりました。
入学から約20名体制で撮り貯めた写真を5千枚程度までに一次集約し、さらに被写体登場頻度や割付等を勘案して数百枚に絞りました。2011年1月から8月末までの半年間で計10回(延べ50時間程度)の編集会議を開催し、瀬川和哉氏愛用のMacbook Proで白を基調に洗練されたデザインで仕上げることができました。巻頭には高橋文郎研究科長による学位授与式でのメッセージ、巻末には修了生ひとり一人のガウン姿(筆者写真参照)を掲載しており、ABSを修了した証として長く保存されるものと自負しております。
4.最後に…チームワークと利他の精神
編集作業以外に、申込受注、仕入調達、発送作業、経理といった業務にはかなりの労力が必要であり、挫折しそうになることも多々ありました。遂に完成させることが出来たのは、チームワークと利他の精神によるものと実感しています。
チームワークでは、的確な役割分担とメンバー夫々の責任感の強さが業務遂行の推進力になりました。さらに、同期の喜ぶ顔が見たい、本ビジネススクールの歴史においてアルバムを制作することでABSを更に高みへ発展させたい、チャリティを沢山したい、という利他の精神は、暗夜を照らし進むべき方向を常に明示してくれました。
この記念アルバム事業が今後も引き継がれていくことを願いつつ、報告の筆をおくここと致します。 |

2月25日(土)、学生自主活動イベントとして「ビジネス思考によるダイエットセミナー」を開催いたします。
元K1ファイター大野崇氏をプレゼンターとしてお迎えし、ABSビジネスプランニング卒の起業家が協賛する無料セミナーです。
学業に仕事に忙しい在・卒業生のために、生活習慣や食生活の改善をビジネスの視点で行うユニークなコンテンツとなっています。
多くの方のご参加をお待ちしております。
| 日 時: |
2012年2月25日(土)13:00-14:30 |
| 場 所: |
青山学院大学 青山キャンパス16号館2階 16202教室
※開催会場が変更となりました(2012/2/16) |
| テーマ: |
「元K1ファイター大野崇 Presents ビジネス思考によるダイエットセミナー」 |
| 対 象: |
ABS在校生・修了生 |
| 参加費: |
無料 |
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2011年フレックスコース修了 北峯 有紗
設立5年目を迎えたABS ALUMNI(同窓会)は、2011年9月23日(祝)、青山学院大学同窓会「AOYAMA GREEN FESTIVAL」に参加いたしました。
今年は、「ソーシャル」をテーマに、第一部として公開講座、第二部としてパネルディスカッションを開催いたしました。第一部53名、第二部40名の方にご参加いただき、卒業生だけでなく、在校生も交えて、大変活発な意見交換が繰り広げられました。ここに当日の様子を少しご紹介いたします。
第一部では、「ソーシャルベンチャーの意義と展望」をテーマとし、国際マネジメント研究科の長谷川博和特任教授、(前)公立はこだて未来大学教授の鈴木克也様からご講演を頂きました。両先生からは、今注目を集めているソーシャルビジネス、ソーシャルベンチャーの意義、条件、課題などについて、それぞれご教授いただきました。
<長谷川先生>
・震災後、人々の価値観の変化によって、これまでのビジネスモデルには限界が出てきており、ソーシャルビジネスの重要性が高まっている。
・ソーシャルビジネスの定義は、大きく3つ。NPOでもないボランティアでもない拡大再生産できる新しいモデルである「利他」に基づくビジネスであり、世の中に役立つという喜び以外の報酬はないソーシャルビジネスには''事業性''''社会性''に加えて、''革新性''が必要である。
・元来、ソーシャルビジネス的な思想がある日本では、ソーシャルビジネスが育つ土壌はあると考えている。
<鈴木先生>
・大震災以降、「市場の失敗」「政府の失敗」を埋める''第三の道''として、ソーシャルベンチャーの意義が重要になっている。
・ソーシャルベンチャーとは、身の回りに存在する社会的課題をビジネスの手法で解決すること。その成功条件には4つの要素がある。マーケットの新しい切り口、新しいマネジメントスタイル、社会起業家の役割ソーシャルイノベーション。
・社会的な問題解決をビジネスで行おうとすることは相当な覚悟が必要である。
次に、第一部のご講演内容を受け、第二部パネルディスカッションへと場を移し、議論を深めました。テーマ「大震災後の企業の価値変化とソーシャルベンチャー」として、第一部から引き続き鈴木先生に加え、ABS卒業生である村田佳生さん(1992年卒業、株式会社野村総合研究所 執行役員・ABS Alumni副会長)、河合桂子さん(2006年卒業、富士ゼロックス(株)CSR部)、横治明彦さん(2011年卒業、オリックス(株)エコ・プロジェクト推進部)の3名の方々にもパネリストとしてご登壇いただきました。
Q. 3月の大震災後に企業、消費者のマインドに変化はあったか?
・予想以上に企業の危機対応力が発揮された。
・企業、個人の視点でも社会や地域に貢献したいという重いが大きくなり、CSRの意義が単なる企業PRではなくなってきた。
・震災は社会的な変化をもたらした。
・ビジネスとして推進していくには、リーダーの決断にかかっている。
Q. 「ソーシャル」を推進していくにはどうすれば良いか?
・ソーシャルビジネスは潜在性が高い、シーズ(種)を作って目に見える形にしていく必要がある。世の中は先駆的事例を求めている。
・海外ではCSR意識高く、海外の事例を輸入して日本を変えていきたい。
・機会の発掘、自らの体験をビジネスに落とすということが出来る人材が必要。社会をデザインできる人材が求められている。
当日の参加者の方からも「ソーシャルビジネスコンテストをやってみてはどうか」など活発な意見が飛び交いました。そして、最後に高橋研究科長より、ABSの今後の重点政策は、「グローバル」「アントレプレナー」「ソーシャル」であると考えている、というお話もありました。
また、このパネルディスカッションの後、懇親会の場では、ビールを片手に先生方、卒業生、在校生で懇親を深め、さらに熱い議論が繰り広げられておりました・・・。
震災を期に人々の価値観に変化が生まれ、「ソーシャル」の重要性がますます高まっている今、ABS卒業生として世の中の課題に対して何ができるのか、そして、今後どのように行動し、貢献していくべきかについて、深く考えさせられる一日となりました。
以上、ALUMNI執行部を代表して、2011年「AOYAMA GREEN FESTIVAL」の報告をさせていただきました。卒業生、在校生の皆さま、来年の「AOYAMA GREEN FESTIVAL」にも是非ご参加いただければと思います。
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2011年フレックスコース入学 前川 生民
10月に行われた青学祭にて、ABSはドーナツ屋台を出店しました。このプロジェクトは、昨年卒業された先輩方が主導してスタート、今年で2年目の出店になります。授業カリキュラムを通して学んだオペレーションマネジメント、経営・人員管理、組織マネジメント、資材調達、マーケティング企画などの知識、ノウハウを最大限に活かし、在学生・OBOGの交流を広げることを目的としています。
また、ABSのドーナツは、品質の高さと味にこだわりがあります。夏期休業期から、組織づくり、試食会の実施、プロジェクトチームT-shirtsの販売を行うとともに、より高い利益率を求め、社会人学生ネットワークや営業力を駆使し、原材料や販売用資材、飲料品を寄附いただける企業を募る活動も行いました。配合調整を重ね商品開発したシュガー味、そしてシナモン味のドーナツは、私たちの自信作です。
私自身は、準備期間にはなかなか関わることができず終いでしたが、昨年度のプロジェクト、そして事前準備に熱心に取り組んできた2年生の先輩方にお声掛けいただき、当日の調理・販売員として参加をしました。
「社会人学生が作ったドーナツはいかがですか?」
「まずは試食からいかがですか。」
「就職相談も受け付けています!お気軽にお声掛けください。」
若い学部生の方に負けず劣らずの販売コミュニケーションを実施しました。最終的に、ドーナツ販売、T-shirtsの売上合計で、昨年を上回る143,014円の営業利益を生み出しました。収益は、WWFに43,014円を、そしてあしなが育英会・東日本大震災・津波遺児基金に100,000円を寄附しました。
東日本大震災の直後にABSに入学した私たち、学びや成長の機会をもらえることがどれだけ恵まれているかを実感しています。このABSドーナツプロジェクトを通じて、学びの機会を被災地の方に提供できると同時に、多くの仲間と一つの目標に向かって何かを作り上げることのできる喜びを改めて感じています。
来年の目標は、ズバリ今年からのオペレーションの改善と収益の向上です。経験値を積み上げ、更にドーナツの輪を広げていきたいと思います。 |

2011年フレックスコース修了 針生 明
去る8月12日から8月13日にかけてABS関係者で富士登山に行ってきました。今回で3度目の富士登山となりましたが、今回は教授・学生、卒業生・現役生等の区別なく幅広に募集したところ、総勢20名という大パーティーでの登山となりました。
登山行程としては、1日目19時に新宿に集合。その後、22時過ぎには富士五合目から登山開始。その後はひたすら富士山頂でのご来光を目指すという例年同様のハードな行程でしたが、最終的には20名中18名が山頂に到達。残り2名も本8合目迄到達することが出来ました。
メンバーの中でも比較的富士登山の経験回数が多い為、毎年、登山隊長の責を任されておりますが、今年は過去最大のパーティーとなり、当初は収拾がつくか不安でした。しかし、登山メンバー皆様の協力もあり、全員が無事に、また天候にも恵まれた素晴らしい富士登山になりました。おそらく、日常業務等で忙しい中、敢えてABSという苦難(山)を設定した同志との登山だったからこそ、成功裡に、かつ素晴らしい思い出が作れたのだと思います。
ABSでは勉学は勿論のことですが、勉学以外でも様々な輪を広げられる機会を提供してくれます。これもABSの一つの醍醐味ではないでしょうか。登山はABSのモットーである「明るく、楽しく、厳しい」とも共通する課外活動と思いますので、来年以降も更にABS登山隊の輪を広げて行きたいと思います。
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2010年フレックスコース入学 早川 直樹
何気ない同級生の一言、「みんなで走ろう」がきっかけで、ABSマラソン部が発足しました。当初は数人程度の有志の集まりのつもりでしたが、あれよあれよという間に参加者が増え、現在約20名。今となっては、堂々と「ABSマラソン部」と名乗ってもいい規模にまで大きくなりました。
甲州フルーツマラソン
第1回の活動は昨年の初秋に行われた山中湖の「甲州フルーツマラソン」。土曜日の授業終了後、皆で山中湖に向かいホテルで前泊。気分を高めるために、ホテルで前夜祭という名の宴会が始まりました。会は深夜まで続き、大いに盛り上がりました。
そして、本番当日。天気にもめぐまれ最高のコンディションで走ることができました。メンバーの多くが初めて参加する大会。しかも、コースはアップダウンが多く、初心者には厳しいものでしたが、誰もリタイヤせず、全員が完走できました。沿道の応援からもらうパワーや、走りきった達成感は何とも言えないものがあり、私も含め多くのメンバーがマラソンの虜になりました。
クリスマス駅伝 in 夢の島
第2回は12月の「クリスマス駅伝 in 夢の島」。第1回の活動に多くの人が触発され、クリスマス当日の25日開催にも関わらず、参加者16名、マネジャー2名の総勢18名と多人数での参加となりました。駅伝なので4チームに分かれて参加。チームごとに競うという、マラソンとは違ったおもしろさを感じることができ、今回も全員怪我なく完走できました。その後の屋形船を貸しきっての打ち上げは、走りきった充実感とともに歌ったり騒いだりと、前回以上の盛り上がりでした。楽しい思い出が残せたとともに、いい仲間に恵まれ、本当にABSに入学してよかったと実感した瞬間でもありました。
今後も、ABSマラソン部は走ることだけでなく、仲間との一体感も大切にして活動をおこなっていきたいと思っています。
次回大会に向けて現在部員を募集しております。もっと多くの人に参加していただき、楽しさを共有できればと思っています。少しでも興味を持った方がいらっしゃればぜひご連絡ください。学年・OB問わず大歓迎です。
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2011年フレックスコース修了 北 かおり
去る10月29日〜31日、我々ABS生は青山祭にて「ABSドーナツ倶楽部」を出店しました。
MBAで学んだ知識を生かし、期間中合計549個のドーナツを販売し、1万4千円の営業利益を達成しました。たかが模擬店と侮るなかれ。リーダーシップ、財務管理、生産管理、マーケティング、まさにMBAの要素満載のケーススタディだったのです。
まずは出店準備から。授業、課題、さらに仕事や家族サービスの合間を縫っての準備は本当に綱渡りで、試作さえできないままのスタート。一抹の不安がよぎる。
初日の苦労は品質の安定。ロットごとに味の変わるドーナツに、一同四苦八苦。平田周二・CEOのすばやい決断がいくつもあった。横治明彦・広報部長が意外な集客力を発揮。
2日目は品質も安定し、ドーナツ屋も軌道に。生地、揚げ、販売マーケティングと各部門で次々とエキスパートが誕生する。一方、悪天候のため14時で青山祭自体が中断となり、大きな販売機会損失にも遭遇。ビジネス環境を読むのは実に難しい。
3日目はフル生産・販売体制。お昼すぎには原料が底をつき、追加生産を巡って、金子拓哉・財務部長と生産部長(私)とがせめぎ合う一幕も。最後には追加分含め全ドーナツを完売。財務部長からは、黒字決算の速報が。終わってみれば "It's a piece of cake?!"
3日間の会期中、Full/Flexの1-2年生、OB/OGの方々まで、延べ約50名、大変多くのABSメンバーが参加し、そしてMBA生らしく1万4千円の利益を達成することができました。ABSとして初めてとなる青山祭への参加を無事終えることができたのは、先生方はじめ多くの方のサポートのおかげでした。本当にありがとうございました。
最後にCEOの平田さんから一言。「皆様のご協力のお陰で今回の初参加、成功があります。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。当初の予定通り、利益の14,171円全額を環境保全団体(WWFジャパン)に寄付することが出来ました。今後は掘込君(現Flex1年)をCEO兼店長として、来年の参加を目指して活動していきます。皆さま引き続きご支援ください。」
さめてもおいしく甘さもおさえたドーナツはすごく好評でした。
<ドーナツ大量購入者の感想>
青山学院大学教授 須田敏子
若い学部学生に混じって、会社にいけば管理職の方も含む社会人中心の青山ビジネススクールが青山際に出店することは、MBAでの勉学とともに、イベント活動にも積極的で学生生活を満喫する青山ビジネススクー気質を表していると思います。
早速、ドーナツ25個を購入し(ドーナツ屋さんメンバーのデリバーリー付き)、青山際開催中の土曜日の夜に5限・6限と2限連続で開講している科目の休憩時間に、2人のゲストスピーカー、科目履修者とともに食させていただきました。
さめてもおいしく、甘さも抑えてメタボ世代も少なくない青山ビジネススクール学生さんからすごく好評でした。
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2010年9月に鹿児島大学主催のシリコンバレーインターンシッププログラムに参加した、ABSのMBAコース・フルタイム1年生の小林孝徳さんが1カ月のアメリカ生活で得たことやインターンシップのプログラム内容を報告します。
報告会の開催要領は以下のとおりです。今後このプログラムに参加してみたい、または内容に興味があるなど関心がある方は是非お越しください。
→報告会の発表者である小林さんのインターンシップを経験しての感想文
| 内 容: |
シリコンバレーインターン報告会 |
| 日 時: |
2010年11月6日(土)18:00-19:00 |
| 場 所: |
青山学院大学青山キャンパス 5号館3階533教室
→会場へのアクセスはこちら |
| 発表者: |
2010年フルタイムコース入学 小林孝徳さん |
申込方法
上記イベントは終了致しました。 |
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ABSの在校生、卒業生による学会報告や学会誌掲載を紹介していきます。掲示希望者は関連教員経由でそのつどホームページ担当教員まで知らせてください。

2011年度ABS-EMBAコースの安江圭さんが、「日本スポーツマネジメント学会」第4回全国大会(2011年12月11日早稲田大学東伏見キャンパス)でポスター発表を行いました。
研究テーマは「スポーツ国際フェデレーションのマーケティング戦略:国際バレーボール連盟(FIVB)に学ぶ」で、バレーボール競技がテレビメディアというステークホルダーとの関係・協調の中で進化していく事例を研究したものです。この発表は、数多くの学会参加者の関心を集めました。
また今年度マーケティング500番台演習科目「マーケティング・プランニング・プロジェクト(MPP)」(担当:宮副先生・澤田先生)でスポーツマーケティングを研究したMBA学生メンバーの石橋さんも学生会員として学会へ出席しました。
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2009年フレックスコース入学 相川 晃次郎(伊藤忠エネクス(株))

モノ作り企業に必要な新しい起業家精神
- 事例分析によるサービス事業取込の成功要素と発展パターン -
2009年フレックスコース入学 相川 晃次郎(伊藤忠エネクス(株))
第14回日本ベンチャー学会での研究発表を終えて
研究発表のきっかけは前田先生の演習科目でした。私はABSに入学以来、前田先生が教鞭に立つ「新事業とベンチャー」「グローバル・マーケティング」「ビジネスプランニング」の科目を履修し、残り一つの先生の科目として、この演習科目を履修しました。
今期(前期)の前田先生の演習履修者は、''たまたま'' 私だけでしたので、「(漠然と)学会で研究発表してみたい」と自ら演習科目の課題を設定し、チャレンジすることになりました。
研究の内容は、『モノ作り企業の「起業家精神」と「企業の発展(成長)パターン」』に関するものです。このテーマはABSに入学してから、最も興味が広がったテーマです。モノ作り企業が「イノベーションのジレンマ」を破るには「何が成功要素か」、「何が必要か」、「どのような発展パターンがあったか」を過去の事例分析から仮説を立て導き出しました。
実は、授業当初「明確な研究課題」がなかなか選定できず、何度も何度もやり直しました。苦しんでいる私に対し、追い討ちを掛けるように先生は「研究発表の提出を諦めた方が良いのでは」との発言が出ました。その発言から翌週の授業までは毎晩、思考錯誤を重ね「これでダメだったら研究発表の投稿を諦めよう」と覚悟し、取り組みました。
ようやくできた最初の研究論文に対し先生は、「きみの文章は会社の出張レポートのようだ。」と酷評しました。しかし、そこから研究論文の提出期限のギリギリまで、先生は「論文の書き方(構成・表現)」、「先行研究の調査方法」、「実務者が学会で発表することに」など、何度も丁寧にご指導頂きました。
研究論文の提出から論文採択の連絡を頂いた時は、ABSに合格したときと同じくらい嬉しかったです。今まで学んだINPUTをOUTPUTにでき、大きな自信にもなりました。
学会の研究発表は京都で行いました。発表時間は約10分少々で、聴取者は大学の教授、博士課程の学生が約20名くらいでした。普段感じたことのない雰囲気での発表で、失敗もありましたが、人生初の研究発表を無事終えました。この学会での発表という他流試合を通して悔しさも残しましたが、ABS内で学んだことを外でチャレンジできたことアカデミックな世界を感じることができたこと、など得るものは沢山ありました。
もし少しでも、学会での研究発表をすることに興味を持った方がいましたら、是非チャレンジすることをお勧め致します。研究論文を作成することは大変なことですが、その過程で、''たまたま''何かに気付くことがあります。その「何か」は自分のアンテナ次第かも知れませんが、その''たまたま''が人生の中で「尊いこと(出来事)」だと思います。
私にとってABSで出会えたこれらの''たまたま''の出会い、機会、気付きは一生の財産となりそうです。今後はこれらの経験を活かしてもっと社会で活躍して活きたいと強く思います。
最後に、この場をお借りしまして、ご指導頂きました前田先生に深く、御礼申し上げます。長谷川先生にも、発表当日激励して頂き、御礼申し上げます。
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2011年DBA入学 太田 滋

「Reference Group of Microblog Influence on the Consumer Decision Process: A Multiple Case Study on Tweets as Electronic Word-of-Mouth」
2011年度DBAに入学した太田滋さんが、2011年10月1・2日開催のDMEF Direct / Interactive Marketing Research Summit(米国マサチューセッツ州ボストンで開催)で発表しました。発表タイトルは「Reference Group of Microblog Influence on the Consumer Decision Process: A Multiple Case Study on Tweets as Electronic Word-of-Mouth」です。太田さんに海外での学会発表の経験をご寄稿いただいた。
2011年DBA入学 太田 滋
海外での学会発表:多くの困難があるが、世界のレベルを知り、学び、友人をつくることに比べればたいしたことはない
今、私はボストンで原稿を書いている。学会発表を終えた2日後、熱も冷めやまない状態である。
MBA時に書いたリサーチペーパーを、海外の学会で発表することは始めから決めていた。学会の申し込みをしたのが5月末。その2週間後にAcceptの通知を受けた。Proceedingに掲載するFinal abstractの原稿提出、プレゼン資料の準備、渡米の手配や各種事務手続きで時間は刻々と過ぎていった。
プレゼンの準備も終え、資料も完成したのが学会発表の2週間前だった。主査・副査の先生方にお時間を頂き、出発前に予行プレゼンの機会を頂いた。「何が一番言いたいのかわからない」、「資料に無駄が多い」、「インパクトが足りない」、「世界に何をアピールしたいんだ」・・・。60分間、あらゆる角度から酷評を頂いた。
もう一度やり直し。資料も作り直し。その日の夜、学会に参加する目的と初心を再度確認した。
1. 世界の研究に少しでも貢献すること
2. 自分の研究に対するフィードバックを得ること
3. 日本の研究者として世界にアピールすること
学会の発表が目的ではない。発表を通じて、世界に貢献することに意味がある。再度、資料を練り直し、プレゼンも“発表”から“魅了”する内容に大幅修正した。ボストンに向かう飛行機の中でも、プレゼンのイメージトレーニングを行った。
そして、10月1日。発表当日である。学会の参加者は138名。当日朝に配布された参加者名簿をみると、発表者の9割がProfessorもしくはAssistant Professorだった。日本からの参加者は私だけ。同じアジア人がいたと思って、声をかけたら、Harvard Business Schoolの博士課程の学生だった。
発表は15分間。発表直前に頭が真っ白になった。準備を重ねたプレゼン台本は忘れた。しかし、冒頭の第一声を発してから、なぜか緊張はほぐれていった。プレゼン終了。拍手を浴びた。質疑応答セッションでは私に質問が集中した。研究の前提、研究成果の解釈、ちょっとした批判も頂いた。発表後も数名からお声掛け頂き、研究の詳細説明をした。参加者と議論をしながら、次の研究に活かそうと思った。
これが私にとって初めての学会発表の経験である。たった一回の発表から私が得たことをここで述べるのは甚だおこがましいと思う。しかし、これだけは言える。日本の研究者は海外に出るべきだ。時差ぼけもある。旅費もかかる。慣れない英語は緊張する。研究も二カ国語でやると余計時間もかかるし、プレゼンも海外向けに変える必要がある。それでも、世界のレベルを知り、学び、友人をつくることに比べれば大したことはない。
今回の発表で一定の成果を得ることができたのは、発表2週間前の予行プレゼンがあったからだと強く感じている。あの予行プレゼンでご指導頂いたことを、発表直前に思い出したことで、自信をもってプレゼンできたのだと思う。主査の岩井先生、副査の井田先生、細田先生には本当に感謝してもしきれない思いである。
学会ホームページは以下のとおり
http://www.the-dma.org/dmef/researchsummit/
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2008年フレックスコース入学 絹村 信俊

「組織コミットメントの視座から考察した日系大企業における一般スキル保有者の人材活用について」
2009年フレックスコース入学 大野 弘嗣

「人事システムの決定要因と変化の可能性〜資本主義と産業の異質性を着眼として〜」

2011年フルタイムコース修了 原 亮平

「資金用途別の増資発表に対する株価の検証」
(2009年度 ABS学生懸賞論文 佳作)
2010年5月22日・23日に開催された日本ファイナンス学会第18回大会で、在校生の原亮平さん、作道俊夫さんが発表しました。「資金用途別の増資発表に対する株価の検証」をテーマにMBA2年生の原亮平さんに学会発表を振り返って寄稿していただきました。
2011年フルタイムコース修了 原 亮平
私の書きたいという思いに本気で応えていただいた先生方の熱心な指導に支えられ、初の学会発表が実現しました
私は大学院入学当初から、ここで学んでいく様々なことを何らかの形にして残しておきたいと考えていました。
増資の問題については日ごろから疑問に感じていたので、まずはこのテーマについて調べ、毎年1月にABS内で募集される懸賞論文に応募し、幸いにも採用されました。このテーマについてはその後もサンプル数をさらに増やして検討を重ねました。そして、私にとってハードルは少し高かったのですが、先生の後押しもあって、5月に開かれた日本ファイナンス学会の大会に応募しました。
発表許可の連絡を受けたとき、尊敬する先生方と同じ舞台で発表できることを素直に喜ぶとともに、果たして本当に大丈夫なのかという強い不安がありました。しかしABSの先生方の指導のおかげで、予稿集用の論文、討論者に対する最終論文も無事に提出できて発表の日を迎えました・・・・(写真=発表する原さん)
→ 原 亮平さんの寄稿全文はこちら(PDF)

発表する作道さん |
DBA 作道 俊夫

「債券投資のリターン分析 −債券投資における超過リターンの源泉分析−」
→大会ホームページはこちら

2000年修了 石井 芳明(経済産業省勤務)

「ビジネスエンジェル再考 -米国ビジネスエンジェルネットワークの発展と活動状況-」
私は経済産業省で中小企業政策、ベンチャー企業政策を担当しています。青学では、国際政治経済研究科でビジネスの勉強をしました。
本稿においては、創業期のベンチャー企業への資金供給と人的支援を実施するビジネスエンジェルの活動について、米国の状況を整理しつつ、日本における課題を探ります。特に、エンジェルのネットワークの重要性に光を当てています。

2007年入学 川添 信 須田敏子教授

「外資系医薬品企業における健康(禁煙)キャンペーンの取り組みと課題
〜人材育成の視角からの一考察〜 」

2010年修了(2010年DBA入学) 荻原 毅 須田敏子教授

「アジア子会社における現地雇用人材と教育制度の課題」

2007年入学 川添 信 須田敏子教授

「企業に強みをもたらす人事戦略 〜日米欧の医薬品企業事例研究からの一考察〜」

2000年修了 北川 浩伸(日本貿易振興機構(JETRO)勤務)

「企業の海外進出段階と海外派遣員人的資源管理及び戦略部門行動との連動性分析(我が国自動車部品企業を事例として)」

2000年修了 北川 浩伸(日本貿易振興機構(JETRO)勤務)

「我が国企業における海外派遣員に関する研究再考と戦略的国際人的資源管理論への展開可能性について」
私は日本貿易振興機構(ジェトロ)では日本のサービス産業のグローバル化を調査・研究するプロジェクトを担当しています。
他方、戦略的国際人的資源管理論を個人で研究しております。本稿では戦略的国際人的資源管理の新しいフレームワーク構築を目指したものです。 今後、この理論に依拠した実証研究も発表する予定です。
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2010年フレックスコース入学 翁 財将(株式会社日経HR)
まず初めに、本チャリティ開催に際し、多くのABS関係者の皆様にご賛同・ご協力をいただきました。スタッフを代表し、この場をお借りして改めて厚く御礼を申し上げます。
2011年3月11日、日本を未曾有の大震災が襲いました。震災当日、たまたま海外にいた私は生まれて初めて「世界が日本を支援する光景」を目の当たりにしました。先進国も途上国も関係なく、世界中が一斉に日本を想い、様々な形で応援をしてくれたことは、日本史上はじめてのことではないでしょうか。当事国で、ビジネススクールに通う私たちがいまできることは何か、自問自答を繰り返し、たどり着いた結論は「等身大のチャリティを自ら企画実行して、自らが元気になって、日本復興の一助となる」ことでした。すぐにABSランニング・サークルの仲間と日本復興への想いを共有し、「ABS Charity Run!」の企画はスタートしました。
私たちABSならではのチャリティにするために、企画をする上で最も大切にしたことは、参加者の想いを受けとめる「仕組み作り」でした。募金して良かった、だけでは元気にならない。1人でも多くの人が「チャリティに参加したい」と思ってもらうにはどんなスキームが必要か。それは、チャリティ参加者が「主役となって楽しんでもらうこと」と同義でした。基金を集めながら、チャリティを楽しみ、走ることを楽しみ、チャレンジすることを楽しむ、そしてその思い出も楽しんでもらう。Win−Win−Winの企画はできないか。幹事スタッフの間では「ミニ・ビジネス・プランニング」と呼びながら皆でアイデアを出し合い、試行錯誤、企画を組み立てていきました。
<ABS Charity Run! 企画サマリー>
| □キャッチコピー: |
"Run For The Future."
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| □参加対象者: |
ABS在校生(1・2年生)・Alumni・教授・ご家族(※ABSの結束を高める。ABS在・卒業生、教授、ご家族が一同に会せる場を提供する。)
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| □チャレンジ: |
東日本被災地のいち早い経済復興を願い、日本の未来に向かって、東日本大震災被災地の距離「400Km」を全員で走る。
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| □条件: |
全員揃いのチャリティランTシャツを着て走る。当日は、会場の明治神宮外苑をチャリティTシャツのカラー(ピンク)一色に染める。
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| □ポイント: |
誰でも、できる人ができる範囲でチャリティ参加。
(A)「走れる人が走れる分だけ走って」参加者全員の合計で400Kmを目指す。
(B)申し込み時に各自目標距離を申告。
(C)当日都合の合わない人はチャリティTシャツ購入を通じて参加可能。
(D)TシャツデザインもABS卒業生に依頼。
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| □ファンドスキーム: |
(A)Tシャツ購入費(2000円)をチャリティ参加費の上限として、Tシャツ原価を差し引いた基金を、日本赤十字社を通じて復興義援金として寄付。
(B)参加者が増えるほどTシャツ原価が下がって基金が増える。
(C)ファンドレイジングサイトにチャレンジ掲載して外部からの応援者も募集。
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| □思い出: |
(A)ピンク1色で全員記念撮影。
(B)専属カメラマン(ABS現役生)がイベントの模様を常時撮影。
(C)ランイベント後の打ち上げで撮影写真上映会。 など |
2011年6月5日、チャリティラン当日は快晴に恵まれ、神宮外苑はチャリティランTシャツを着た参加者でピンクの花が咲きました。事前申告の距離合計はシナリオを描いたように399Kmでしたが、スタートをしてみると、現地に来ることができなかった卒業生が同時刻に北京で参加したり、研究科長が事前申告の5倍も走っていただいたりと、イベントは大いに盛り上がりました。
結果として、チャリティ参加者合計139名(うちランニングイベント参加67名)、チャレンジ目標400Km走破を大幅に上回る544.80Kmを達成し、当初目標の約1.5倍の東日本大震災復興義援金をお届けすることができました。数字上の目標達成もありますが、参加者が楽しんで元気になってもらうことが私たちのチャリティ成功の指標としていましたので、参加した皆さんが「楽しかった!」「いい思い出になった!」と仰っていただいたことが、何より嬉しく思いました。
来年以降は、グローバルビジネスリーダーを養成するABSらしく、世界に羽ばたいたABS関係者を集めて「ABS Global Charity Run!(仮称)」というイベントを、Alumniの皆さんと計画しています。時差を利用して、世界中で活躍するABSの在・卒業生でリレーマラソンをする、という企画です。年に1回、「日本の復興元年」を振り返るイベントとして、仕組みを変えて、継続して開催していきたいと考えています。
→ファンドレイジングサイトJust Giving 掲載ページ
→スタート動画
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青山ビジネススクールフルタイムの木村有香理さんが「さいたま起業家協議会 第6回懸賞付学生論文」に入賞し、さいたま起業家協議会賞を受賞しました。同時に推薦・指導をした井田教授にも感謝状が送られました。木村さんに応募の目的、発表を終えての感想などをご寄稿いただきました。
2011年フルタイムコース修了 木村 有香理
平成22年10月23日(土)に行われた「さいたま起業家協議会 第6回懸賞付学生論文 ビジネス・アイディア部門」における最終プレゼンテーションにて、さいたま起業家協議会賞を受賞しました。
応募した論文のテーマは「新コンシューマー・ジェネレイテッド・メディア〜Popin〜」です。近年急成長中のSNS等が代表される、消費者間の新しいコミュニケーション(=Consumer Generated Media)領域における、自ら創造した新しいサービスについて提案・発表しました。
応募した目的
今回論文に応募した理由は三つあります。まず、ABSで学んだことを形に残したいという思いでした。私はFulltimeの学生なので、仕事とのシナジーをなかなか見出せず悩んでいました。論文や事業計画書のように、学んだことを物として残すことを成果としていきたいと思ったからです。二つ目は、自ら創造するビジネスアイディアを第三者に評価してもらいたいと思ったからです。日々、アイディアを思い巡らせることを習慣付けていますが、今回は外部の人のアドバイスも聞けるチャンスだと思い挑戦してみました。三つ目は、来春社会へ出る前に様々な経験を積みたかったからです。例えば、ネットワークを広げたり、説得力のある資料作りをしたり、第三者へ向けてのプレゼンテーションをすることなどです。
発表を終えての感想
発表を終え、想像以上の成果を得られると同時に沢山の課題も見つけることができました。私の一番の課題は、全てが実態のない空論のアイディアになっていることでした。他校の学生は、例えば実際に物を作って実演したりなど、実験と分析のある現実味のある発表が多く見受けられました。他の学生が理系でものづくりが専攻という理由も大きな違いでしたが、仮にネット系サービスであったとしても実際にサイトを開設しサービスも少し始めてみるなど、より現実性を高めた案で今後は勝負してきたいです。
論文に応募することは私に多くのチャンスと希望を与えてくれました。今後ビジネスアイディアを練る際に何をすべきか、自分の弱みはどういうところにあり強みはどう活かしていくべきかなど、次に向けてますますやる気が湧いた、貴重な体験となりました。 |


太田滋さん(ビルコム株式会社CEO)が2009年6月に著書を出版しました。
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『WebPRのしかけ方 - 広告だけに頼らなくても、モノは売れる。』
ユニクロのWeb PRを手がけてきたPR会社の“ストーリー型”マーケティング手法を紹介しています。
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| 発行 |
: |
インプレスジャパン |
| 定価 |
: |
1,890円 |
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→著書紹介のウェブサイトはこちら

2011年DBA入学 太田滋

私は起業家として事業を営みながら、Aoyama Business Schoolで経営学を学んでいます。本書は、マーケティングの実務書です。Webマーケティングの地殻変動をわかりやすく解説し、従来のマーケティング理論を進化させて、新たな消費者購買モデルや戦略設計フレームを提示しました。MBAのマーケティング理論と共にぜひ読んで頂きたいと思います。
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